Community-Based Heritage Language Schools Conference (Oct 8-9, 2021)

毎年ワシントンDCで行われているCommunity-Based Heritage Language Schools Conference (Oct 8-9, 2021)ですが、今年もオンラインで行われ、その際の発表の一部の録画が一般に公開されています。 いろいろな発表があるのですが、特に良いと思ったのは、継承語教育をサポートしている全米の団体の短い紹介ビデオがありました。継承語教育の運営者や保護者の方にはあまり直接知る機会がない団体ですが、さまざまなサポートをしているようなので、みても良いかと思います。紹介されていた団体は、以下の団体です。 ACTFL, America’s Languages Initiative, Center for Applied Linguistics (CAL), Joint National…

海外の日本語教育の現状 2018年度日本語教育機関調査

もう去年の話で少し出遅れているのですが、国際交流基金 (The Japan Foundation)が3年ごとにやっている全世界での日本語教育機関の調査アンケートの2018年の調査結果がレポートとして発表されました。 The Japan Foundation. (2020). 海外の日本語教育の現状 2018年度日本語教育機関調査より (Survey Report on Japanese-Language Education Abroad 2018). Tokyo, Japan: The…

2022-2023年度の日本語補習校、土曜日学校の説明会

多くの日本語補習校、土曜日学校では、2022年4月入学希望者のための入学説明会を10月末から11月にかけて行なっています。以下、自分が見つけた範囲での2022-2023年度の入学説明会の情報です。情報は随時アップデートしていますが、古い可能性もあるので、正確な情報はそれぞれのウェブサイトで確認ください。 2021年10月16日(土): リセケネディー日本人学校 (オンライン) Lyceum Kennedy School (Japanese) Address: 225 E 43rd St, New York, NY 10017, USA Phone: (212)…

「おひさま」プロジェクト

継承語話者向けの教科書「おひさま」の著者の方々(山本絵美・上野淳子・米良好恵)が2021年から教科書だけでなく、「おひさま」プロジェクトとして、定期的な公演、ワークショップなどの活動を行っているそうです。日本語を継承語として話す子供たちに関する教育情報や、おすすめの本などがウェブサイトで見られるようになっています。 月1,500円で会員登録もでき、子供の年齢に合わせた教材の配布や、各種講演会情報、教育情報を掘り下げたコラムなどを配布してくれるそうです。 現在、ウェブサイトと「おひさま」のYouTube channelでは、無料で講演会の様子が見られるようになっています。

Japanese for Kids @ Japan Society (Sept 2021 – Dec 2021)

これまで、大人向けの日本語のクラスを多く開講してきたthe Japan Societyが、9月から子供向けの日本語教室を開講するそうです。対象年齢は、3-5歳グループと、6-10歳グループで、クラスは週末に開講されるそうです。当面はオンラインでの開講とのことですが、もしかしたら、対面でのクラスが開講することになれば、新しい週末学校の一つとなるのかもしれません。 詳細は、以下のページを参照ください。

Queens児パング 2021年秋学期の募集

Forest Hillsでインフォーマルケアを行なっているQueens児パングの2021年秋学期の募集要項です。詳細は、ウェブサイト https://queensjipang.wixsite.com/queensjipangを参照ください。 —————————————— 「麻紀先生のZoom日本語親子クラス」のご案内です。麻紀先生がクィーンズのご家族のためにと、オンラインクラスを9月から再開して下さいます。 対象は4歳以下です。補習校幼児部での経験が豊かな保育士の先生で、海外で子育てする保護者の悩みにも親身に聞いてくださいます。ぜひご参加ください! 日本語親子クラスのご案内 日本語親子クラスは、zoom を使ってのオンラインクラスてす。季節の製作や歌、手遊び、運動遊び、お話の時間など、先生やお友達と一緒に楽しく遊びながら日本語を学びます。 日程 9月クラス: 9月28 日 10月クラス: 10月12日、10日、26 日 11月クラス: 11月9日、 16日、 23日…

ニューヨーク総領事館による日本語の教科書の配布 (2021年後期; 2021年 9月17日締切)

ニューヨーク総領事館による日本語の教科書の無償配布のお知らせです。在留届を出した日本国籍を有する小学生以上の子女で、ニューヨーク総領事館の対応州 (ニューヨーク州、ニュージャージー州、ペンシルベニア州、デラウエア州、ウエストバージニア州、コネティカット州、プエルトリコ、バージン諸島)に住んでいる方は、以下の手順で教科書の無償郵送(郵送費は含まず)が受けられるそうです。申請期間は、2021年9月17日(金)必着とのことです。

2021年のニューヨーク近郊での夏祭りイベント

コロナのために、2020年には全てキャンセルされてしまった日本の夏祭りイベントですが、2021年は8月末に子供向けの夏祭りイベントがいくつか企画されているそうです。これ以外にも、日系人の小さいコミュニティーで企画されているものもあるようですが、詳細は不明です。 Japan Fun Fest @ Corlears Hook Park (8/22/2021) Date: Sunday, August 22, 2021 Time: 12:00pm – 4:00pm Place: 397…

継承日本語話者の話す日本語の言語学的特徴

Nishikawa, T. (2019). 継承語の言語的特徴. In Kondo-Brown, Kimi, Sakamoto, Mitsuyo, & Nishikawa, Tomomi (Eds.), 親と子をつなぐ継承語教育: 日本・外国にルーツを持つ子供. (pp.126-127). Tokyo, Japan: くろしお出版. 「親と子をつなぐ継承語教育」の2ページのコラム論文ですが、継承語として話される日本語の言語的特徴がうまくまとまっています。最初に、継承語言語学の研究で知られるMontrul…

日本語を継承語として話す中高生が受けられる日本語能力試験

日本語を継承語として話す子女が中高生くらいになると、自分の日本語がどの程度できるのかを証明したいという人も出てきます。漢字検定( http://www.kanken.or.jp/kanken/)や日本語検定(https://www.nihongokentei.jp/)など、日本語を母語とする人を対象とした試験が受けられるといいのですが、おそらく日本語を継承語として話す子女には、漢検や日本語検定は難しすぎるかと思います。また、日本語能力試験を受けたいという人たちのもう一つの理由として、高校での外国語科目の免除 (AAPPLやACTFL OPI/OPIcなど)や、大学への進学の際に有利かもしれない(APやSAT Subject Testなど)という思惑もあるので、日本では認知度が高い試験でも、アメリカでの日本語能力を証明したいという人たちには会っていないことも多いです。 実際に、日本語を継承語として話す子女がどのような日本語能力テストを受けているのか以下にまとめてみました。 Japanese Computerized Adaptive Test (J-CAT) / J-CAT 日本語テスト https://j-cat.jalesa.org J-CAT 日本語テストは、日本語学習者を対象とした日本語能力の判定をインターネット上で、時間・場所の制約なしに実施できるアダプティブテスト(適応型テスト)です。 Scholastic Aptitude…

「親と子をつなぐ継承語教育 日本・外国にルーツを持つ子ども」

タイトル:「親と子をつなぐ継承語教育 日本・外国にルーツを持つ子ども」 作者: 近藤ブラウン妃美 / 坂本光代 / 西川朋美[編] 出版社: くろしお出版 出版年: 2019 料金: 3,400 yen URL: https://www.amazon.co.jp/dp/4874248071 / http://www.9640.jp/book_view/?807 「親と子をつなぐ継承語教育 日本・外国にルーツを持つ子ども」という本が、ハワイ大学の近藤ブラウン妃美先生らの編集で2019年の9月に発行されています。海外で日本語を補習授業校などで学習している継承語の子供たちと、日本で日本語以外の言語を家庭言語として話している在留外国人の子女の継承語教育について、それぞれの分野の研究者が執筆した編集本です。四部構成で、最初の章は、言語学的な見地からの継承語についての解説、二章目は、心理、教育学的な見地からの解説、三章目が海外の継承日本語教育、最後の章が日本国内の日本語以外の継承語教育となっています。 それぞれの分野で研究実績のある人が、その分野について継承語の保護者など専門知識を持たない人向けに簡単に紹介していて、最後の方で研究の紹介(多くの場合は、執筆者自身の研究)を紹介し、さらに詳しくその分野について知りたい人のために推薦書が最後に書いてある形式です。それぞれのチャプターは10ページ程度とかなりコンパクトにまとまっています。…

北米補習授業校での大規模アンケート調査: 「補習授業校児童生徒の学習状況調査等報告書」

コロナ禍になってしまい、あまり話題になっていませんでしたが、2017年に、海外子女教育振興財団が行っている「在外教育施設の高度グローバル人材育成拠点事業 (AG5)」の一環として、アメリカの補習授業校に通っている子女のアンケート調査が行われ、その結果が、「補習授業校児童生徒の学習状況調査等報告書」として2018年に出版されています。

ニューヨークで日本語を教えている高校および高等教育期間のリスト

日系子女の継承語教育は、ほとんどが小中学校までで、その後も日本語を学習するには、現地教育機関で日本語を教えている所で日本語のクラスを取る必要があります。 ニューヨーク州で、そのような高校レベル以上の日本語教育機関がどの程度あるのか、国際交流基金の日本語教育機関調査データベース (https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/survey/result/ | https://jpsurvey.net/jfsearch/)を使って調べてみました。ニューヨーク州で日本語を教えている高校および高等教育期間のリストを作成して以下で公開しています。また、地図になっているものも以下のリンクにあります。 Name of Institution (Normalized) Name of Department Educational Level Address Phone Number Website URL e-mail…

NYC近郊の日本食グロッサリーストアのリスト

NYC近郊の日本食グロッサリーストアのリストをGoogle Mapsでまとめてみました。Sunrise Mart, Dainobu, Katagiriなどの昔からあるお店以外にも、何点か新しいお店も開店しているようです。 https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1ezlZmRDwlrW25E5g-5gQ25K-6N3wH-s2&ll=40.75355375295448%2C-73.86878369501586&z=11. Name Address Phone Website Dainobu 129 E 47th St, New York, NY 10017 (646)…

Brooklyn de Kosodate

Brooklyn de Kosodateという子育てコンサルティングサービスがあるそうです。内容的には、子育て家庭環境構築支援、子育て支援・援助、保護者・教師・保育士のワークショップ企画運営などをやっておられるそうで、無料での体験イベントやブログなどでの情報発信もやっておられるようです。

家族キャンプに行く計画 (Urban Park Rangers Family Camping編)

NYC Parksが毎年主催しているUrban Park RangersのFamily Camping (お泊まり家族キャンプ)に参加してきました (https://www.nycgovparks.org/events/family-camping)。Family Campingは、NYC Parks Urban Park Rangers (https://www.nycgovparks.org/programs/rangers)のプログラムの一つで、夏の間、ニューヨーク市内の各地の公園でキャンプを張って、家族でお泊まりキャンプをするという感じのプログラムです。プログラム自体の料金は無料ですが、ある程度のキャンプ用具を購入する必要はあるかと思います。参加した際には、8歳と5歳の子供を連れていったのですが、二人とも非常に楽しんで、またキャンプがしたいと言ってくれました。 主な感想としては以下のような感じです。 非常に簡単にキャンプ体験ができる。テントなどの最低限必要な道具は、Urban Park Rangersが貸し出してくれるので、その他の必要な物だけ (夕食やスナック、寝袋など)を持っていけばいい。トイレも、公園に備え付けのものを開けてくれるので、水やトイレの心配もなし。 とにかく人気が高く、参加するまでに5-6回ほど応募した。応募も登録するウェブサイト (https://www.nycgovparks.org/reg/rangers)…

アメリカでのバイリンガル育児のブログ

ロサンゼルスで、バイリンガル教育を研究されながら自分のお子さんのバイリンガル育児もされている某大学教員の方のブログが公開されています。特に、「COVID-19後のニューノーマルで期待される新言語教育の可能性」という会合を開催されたそうなのですが、その際にあった色々な質問に対する答えを公開しているページは、西海岸のバイリンガル教育だけでなくニューヨークでの継承日本語にも当てはまる疑問について解説がありました。

ブルックリン日本語学園(BJAFA)が対面授業を2021年9月から再開

ブルックリン日系人家族会が運営する「ブルックリン日本語学園」ですが、2020-2021年度はオンラインでの授業を行なっていたそうですが、2021年の9月から(ブルックリン日本語学園は、アメリカの学校と同じく9月が新年度の始まりです)対面での授業を再開されるそうです。 また、再開に合わせて、Pre-Kの入学希望者も若干名受け付けているとのことでした。詳しくは、BJAFAのホームページを参照ください (http://bjafa.org).

ニューヨークの子供遊びスポット: Legoland Resort (NY)

Legoland Resort (NY) (https://www.legoland.com/new-york/)という新しいアミューズメント施設のソフトオープンに行ってきました。ニューヨークから車で1時間程度の距離にある、Legoをテーマにしたホテルとアミューズメントパークの施設です。ソフトオープンということで、ホテルの方が空いていなかったのですが、アミューズメントパークの施設は全て開いていました。全体的な感想としては、レゴが好きな子供には夢のような施設で、とても楽しい思い出ができそうな場所です。ただ、車で1時間程度なのですが、道がハイウェイなどではないのにテーマパークに行く人が多いので、結構大変でした。かなり細い道で両車線で交通量が多い上に、最高速度が70m/hだったので、運転している時に本当にドキドキしたのを覚えています。これは、フルオープンまでになんとか改善して欲しいところです。 距離的にはニューヨークから日帰りでも行ける場所ですが、上記の通り、あまり運転がしやすい場所ではないので、自分で運転するのであれば日帰りは、ちょっと大変だなと思いました。テーマパーク近郊には、比較的安価な宿泊施設もあり、自分はそこで宿泊して、翌日の朝に帰るようにしました。また、ニューヨークからは公共バスでも行けるようなので、そっちだと日帰りでも大変じゃないかもしれません。 施設内には、レゴをテーマにした多くの乗り物や遊技場があります。子供が小さい方は、それぞれの設備で、背の高さや年齢制限があるので、事前にこのウェブサイトでどの設備が利用できるのかを調べていった方がよいです。 自分は週末に行ったのですが、やはり少し混んでいて、乗り物に乗るには15分程度待ちました。待つのはそれほど苦ではないのですが、とても暑い日で、帽子や水を持っていったらよかったなと思いました。繁忙期にいく方は、乗り物に乗るため待つことを前提に、何かの準備をした方が良いです。カフェなどはあるのですが、やはりテーマパーク料金で、水やスナックなどを簡単に購入できる場所などは少なかったです。 乗り物の他にも、レゴを使ったいろいろな遊びができる設備 (Build & Test)や、レゴで作ったニューヨークの街並みを歩ける施設 (Miniland)などがあり、そちらは待ち時間もなく、子供たちも楽しそうでした。 全体的には、レゴ好きな子供にはとても楽しい施設だと思います。レゴのホテルに宿泊すると非常に高くなるので、誕生日など特別な旅行にもできますし、ちょっと大変ですが、日帰りで入場料だけにすると、かなり安価になるので、そのような旅行にもできるかと思います。

文部科学省の「在外教育施設の今後の在り方に関する検討会」報告書

2021年の2月から、文部科学省と外務省が「在外教育施設の今後の在り方に関する検討会」というものを設置し、2030年までの在外(海外)での日系子女の教育の方策を取りまとめしました。 この検討会の目標は、以下の三つとのことです。 「在外教育施設未来戦略2030~海外の子供の教育のあるべき姿に向けて~」 本戦略策定の目的: 2030年の海外の子供の教育のあるべき姿を実現するため、 「在外教育施設グローバル人材育成強化戦略」 (平成28年策定)に基づく取組を発展させる ポスト・コロナ時代の在外教育施設の果たすべき役割や施策の方向性を明確化する 海外の子供の教育について国家戦略としての支援方策を具体化する 日本語を継承語話者として話す子女が通うことの多い、週末の補習校などについても、支援の方法などが記載されています。検討会のレポートや参考資料は、文部科学省のウェブサイトで見られるようになっています。

マンハッタンの新しい補習校 (Alto)

2021年の9月から、マンハッタンのミッドタウンにAltoという新しい日本語補習校ができるそうです。ニューヨークにある「Z会・栄光ラーニングセンター」と「すらら」という日本のいわゆる学習塾が補習校の分野にも進出してきたもので、これまで補習校はどちらかというと草の根的な保護者のネットワークからできてきた歴史を考えると非常に新しい動きだと感じます。 まだウェブサイトでの情報を読んだだけですが、大まかな情報としては、以下のような感じです。 Alto (あると) Address: 370 Lexington Avenue Suite1804, New York, NY 10017 Website: http://alto-edu.com Email: info@alto-edu.com 今の所の対象は、小学校1年から3年の範囲の学習を希望する子女。 通常の補修校と異なり、クラス単位での運営ではなく「自由進度 ×…

あおぞらコミュニティーが対面授業を2021年9月から再開

Brooklynにある「あおぞらコミュニティー」(旧 あおぞら学園)が、2021年9月からは対面での土曜日プログラム/アフタースクールプログラムを再開することになったそうです。プログラムの再開に合わせて、以下の日程でプログラム説明会を開催されるとのことでした。説明会への登録は、https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSefEhe0G7x9tFdUPGSvEtP0vlMQMzm2mUD_hmJOy-Gf6EZ3mg/viewformでできるそうです。 プログラム説明会日程: 2021年 6月3日 (木) 1:00pm-2:00pm 2021年 6月10日 (木) 5:00pm-6:00pm

ニューヨーク日本人歴史博物館のウェブサイト

2020年にニューヨーク日系人会などの代表者により結成されたニューヨーク近郊の日系人の歴史を調査する「ニューヨーク日本歴史評議会」という研究会のウェブサイトができたそうです。1860年代から移民してきた日系人の写真などのデジタル資料などが多くまとめられています。

Children’s Day @ Japan Society (online / Sunday, May 2, 2021)

毎年恒例のJapan Societyでの子供の日のイベントですが、今年はオンラインでの子供向けワークショップとして開催されることになったそうです。 Date: Sunday, May 2, 2021 Time: 1:00pm-3:00pm Place: online URL: https://www.japansociety.org/event/childrens-day-from-home-health-happiness-and-sports Tickets:: $15/$12 per family Join us for…

2021年ブルックリン日本語学園 (BJAFA/BNG) オープンハウス

ブルックリン日本語学園 (BJAFA/BNG)のオープンハウスが以下の要領で2021年5月8日(土)にオンラインで開催されるとのことです。Pre-Kから入らない場合は、欠員が出た時のみの随時応募とのことです。 BJAFA/BNGの状況はよく知らないのですが、通常はNYの補習校は1年生から3年生くらいまでは非常に人気が高くて欠員待ちなことが多いので、もし1年生の時点でいずれかの補習校に在籍したい場合は、幼稚園くらいから入学する必要があるようです。 BJAFA/BNGは、コミュニティーを重視した学校運営をしているので、子供の継承日本語教育に積極的に関わっていきたい保護者にはとても良い学校だと思います。自分も一度授業参観をさせていただいたのですが、カリキュラムもフレキシブルで、日本語の教科書を使うのですが、日本の学校で教えられるような使い方ではなく、テーマベースな授業運営をされていました。 ———————————- ブルックリン日本語学園新年度オープンハウス ———————————- ブルックリン日本語学園 オープンハウス 2021年5月8日(土) 午前10:30~11:30 オンラインアプリ「Zoom」を使用予定。 http://bjafa.org/nihongogakuen/home/school-enrollment/ ———————————-

Japan Day 2021 (May 1-9, 2021 @ online)

毎年、Central Parkで行われているJapan Dayは、今年はオンラインで行われるそうです。地元の日系グロッサリーストアなども参加した企画もあり、いろいろ工夫されているようでした。 Japan Day Tote Bag: Shot at a local Japanese grocery stores and receive free Japan Day Tote…

ニューヨーク日本人学校の移転

2021年 4月24日 (土)の週刊NY生活誌によると、コネチカットにある日本人学校が、グリニッジからリバーサイドに移動することが決まったそうです。 この記事にもありますが、ニューヨーク日本人学校は、元々はニューヨーク市のクイーンズにあったのですが、1990年代のバブル期の日本企業駐在員の増加、また、日本企業駐在員の家庭がニューヨーク市内からホワイトプレーンズなどの郊外に移動するのに伴い、コネチカット州のグリニッチに移動しました。今回は規模の縮小に伴い、リバーサイドにある校舎に移動するとのことでした。

ニューヨーク日系人会のオンライン桜祭り (2021年 4月17日 (土))

ニューヨーク日系人会(JAANY)が毎年行なっているFlushing Meadowsで行なっている桜祭りが、今年はオンラインで行われるそうです。あまりウェブサイトなどに詳細が書いていないのですが、Facebookのアナウンスメントによると、2021年 4月17日 (土)11時からYouTube上で映像公開をされるとのことでした。 Date: Saturday, April 17, 2021 Time: 11:00am – 12:00pm Place: Online URL: https://www.facebook.com/events/461214721828882/ / https://www.youtube.com/watch?v=Y1nCFGJ3c9o

毎日新聞の記者のCOVID-19下での日本帰国体験記事 (2021年3月)

2021年4月初旬にスイスから日本へ、2歳の子供を含む家族全員で帰国した毎日新聞の記者の方が、とても詳しい帰国後の体験記事を書かれていました。日本の入国制限は頻繁に変更されていて、2021年3月初旬のこの記事の体験が現状で一般的なのかはわかりませんが、とても詳しく書かれた記事で、しかも英語訳が書かれているので、もし家族内で日本語を読まない人には役出す情報かもしれません。 「水際対策、日本は甘い? 帰国した記者が見た「強制隔離」」 毎日新聞 2021年 4月8日 (木) ‘Forced quarantine’ at Japan’s border: A returnee’s experience coming home (Pt. 1 – Pt.…

継承語話者向け教科書「おひさま」著者によるオンライン漢字セミナー

2018年に刊行された継承語話者向けの「おひさま」の著者の方々による、漢字の教え方に関するオンラインセミナーが行われているそうです。 漢字の教え方講座 2021年 5月15日 (土) 2021年 5月22日 (土) 2021年 5月29日 (土) 日本時間午後8時から 内容: 海外で子供に日本語を教える/教えたい皆さまに、漢字の教え方講座のお知らせです。 漢字は大切!とわかっていても、海外在住の子供にとってその習得は容易ではありませんよね。 昨年夏、大好評をいただいた漢字の教え方セミナーがさらにパワーアップいたしました。本セミナーを受講いただくと、ぐっと漢字に詳しくなることができ、効果的で楽しい漢字の教え方が身につきます。「漢字ってこんなにおもしろいんだ!」「こんな教え方があるんだ!」と目からポロポロ鱗が落ちるはずです。単なる暗記ではなく日本語学習の「その先」につなげるための漢字の勉強法について学んでみませんか。ご予定が合わない方は、録画動画で、また単体受講も可能です。告知チラシ裏面おひさまプロジェクトに関する詳細は、コメント欄に添付しております。(シェア記事でご覧いただいている方は、当おひさまFB公式サイトの元記事コメント欄をご覧くださいませ。)尚、私共の著書、海外に住む子供達の為の日本語教科書「おひさま」は、海外子女教育振興財団の推薦図書にも指定されております。こちらは、現在世界中の日本人学校・補習校・日本語教室で教材としてご使用いただいております。お申し込み・お問い合わせ先:ohisamsa.project.nl@gmail.com

NYC Parks Urban Park Rangersが再開 (2021年)

COIVD-19で長く中止されていたNYC Parks Urban Park Rangersが再開されたようです。 ニューヨーク市内にある公園施設で、自然や屋外でのアート活動などのプログラムを無料で行なっています。多くのプログラムが、家族向けのプログラムで、小さいお子さんがいて、ニューヨーク市内で自然に触れ合いたいというかたにはおすすめです。 プログラムの中での目玉は、ニューヨーク市内の公園でキャンプを張って一日宿泊キャンプができる”Family Camping with the Urban Park Rangers”というプログラムがあります。キャンプ用品などは全て貸し出してもらえて、電車でいけるニューヨーク市内の公園(例えば、Van Cortlandt Parkなど)で、家族キャンプが楽しめます。Family Camping with the Urban Park…

草間彌生の展覧会 “KUSAMA: Cosmic Nature” @ NY Botanic Garden (4/10/2021 – 10/31/2021)

New York Botanic Gardenで、草間彌生の展覧会 “KUSAMA: Cosmic Nature”が2021年 4月10日 (土)から2021年10月31日 (日)まで開催されているそうです。かなり広大な場所に展示されているアート作品のようですので、小さいお子さんとでも楽しめそうです。COVID-19のため、入場制限があり、事前に時間制限のあるチケットを購入する必要があるとのことでした。 Date: Saturday, April 10 – Sunday, October 31, 2021 Time:…

Japan Performing Arts Dance, Music & Kimono @ Governors Island (5/22 – 5/31/2021)

毎年、Governors Islandで日本の夏祭りを行なっている Japan Performing Arts (https://japanperformingarts.org)が、2021年のMemorial Dayの週にin-personでのダンス、音楽、着物イベントを行うそうです。 一昨年の夏祭りとはおそらく違った形式になるんだと思いますが、2019年の夏祭りの様子はここにあります。 Date: Saturday, May 22, 2021 – Monday, May 31, 2021 (see the…

Okage Sama De @ Japanese Cultural Center of Hawai’i (JCCH)

ハワイは、アメリカの中で日系人コミュニティーが最も早くにできた地域で、日系人の数も、他のアメリカの地域と比べて非常に多い州です。そのハワイに、the Japanese Cultural Center of Hawai‘i (https://www.jcch.com)という日本文化センターがあるのですが、そこで、”Okage Sama De: I am what I am because of you”というプロジェクトがあり、そこには、150年前にアメリカに来た最初の日系人が大切にしたとされる日本の価値観が12個の言葉として残されているとのことでした。 その12個の言葉は、以下のようなものです。150年前に日本から移民してきた人たちが、アメリカの文化の中で根付いていく際に、子供たちに継承してほしいと思う日本の価値観が非常によく現れれていると思います。 孝行 “kokō”…

第13回サクラヘルスフェア (2021年 4月8日 (木) – 5月2日 (日))

ニューヨーク日系人会 (JAA/http://jaany.org)と邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET/https://jamsnet.org)が、毎年の春に共催しているサクラヘルスフェアの案内です。 今年は多くのワークショップをオンラインで行うそうです。例年通り、小さい子供をもつ家庭の人に有益だと思われるようなワークショップが多くあります。詳細は、邦人医療支援ネットワーク(JAMSNET)のウェブサイトからスケジュールをダウンロード (https://jamsnet.org/wp-content/uploads/SakuraHelth-final-flyer-1.pdf)ください。 子供を持つ家庭向けのイベントとしては、以下のようなものがあるようです。 2021年 4月8日 (木): バイリンガル教育〜虚構と事実 Q&A〜 2021年 4月16日 (金): 親と子のリトミッククラス 2021年 4月18日 (日): オンライン (ZOOM) 講座:『妊婦さんとパパの懇親会』…