日本一時帰国: 航空券料金と国内移動費

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子供がいると一時帰国の際に一番お金がかかるのが移動費です。特に、NYから日本行きの航空券は高額なので、これが一番高くなってしまいます。子供料金の規定は、各航空会社によって異なるようですが、一般的には国際線の子供料金設定は以下の通りです (United Airlinesの2018年7月時点での規定を参照したものです)。

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幼児 席なし (Infant without seat)2歳未満正規料金の10%航空会社にもよりますが、2歳未満の子供は席を確保せずに大人の膝に乗せて渡航することも可能です。現実的には、2歳未満のの子供を日本行きの飛行機で12時間近く膝に乗せ続けることは不可能なので、運良く空席があることを祈る必要があります。
幼児 席あり (Infant with seat)2歳未満正規料金の50%2歳未満の乳児で席を確保する場合は、通常はカーシートを利用する必要があります。他にも航空会社によっては、乳児用ベッドが取り付けられる席(エコノミーセクション一番前の席あたり)があるのですが、これを利用する場合も幼児にも席を確保する必要があります。
子児 席あり (child with seat)2歳以上12歳未満正規料金の90%基本的に子供が2歳以上になると、殆どの航空会社では席を確保する必要があります。他方、航空会社によっては、大人料金から割引をするところも多く、通常は大人料金の90%くらいで航空券が販売されているようです。
子児 席あり (old child with seat)12歳以上正規料金の100%子供も12歳を過ぎると、大人と同様の扱いになり割引などはされません。

「2歳未満で席なし」のオプションが一番安価ですが、短い国際便であれば可能かもしれませんが、10時間以上の直行便を選ぶようであれば、常に2歳の子供を膝の上に抱えているのは難しく、すくなくとも日本行きの便では利用しづらいのが現状です。あと、上記のような子供料金規定が各航空会社にあるのですが、ポイントとしては「正規料金のx%」というところでして、国際航空券は通常かなりの割引がされて代理店を通じて販売されているので、上記のルールが当てはまらない時があります。特に、オンラインで代理店を通じて航空券を購入する場合は、子供料金のオプションがあらかじめ設定されていないので、電話やメールなどで問い合わせをする必要がありかなり煩雑です。代理店を通さず、航空会社のウェブサイトを通じて航空券を購入すると、上記の割引が当てはめやすくなりますが、航空会社から直接航空券を購入すると代理店の料金よりも割高になることが多いので、どちらが得かは判断しづらいです。

私たちの場合は、2018年の7月に家族四人 (大人2人、5歳と2歳の子供、二人とも席付き)でUnited Airlinesで一時帰国した際には、大人料金が約$1,100で、子供料金が約$850でしたので、だいたい子供の割引率は25%くらいでした。この時期の航空券の平均料金は$1,500-2,000でしたので、大人料金が非常に安かったにも関わらず、子供割引も適用されました(香港経由便で16時間 + 4時間のstop over + 4時間の便だったからかもしれません)。割引率がどうして25%だったのかは不明です。

で、航空券はお金がかかってしまうのですが、日本の国内の移動は子供が未就学児(6歳から7歳未満)であれば、ほとんどお金はかかりません。新幹線も、自由席を選べば、大人一人に対して二人までの未就学児を連れて行けることになっているので、私たちも滞在時に何度か新幹線に乗りましたが、全部自由席を選んで、子供たちの料金はすべて無料でした。この「未就学児(6歳から7歳未満)は無料」ルールは、国内の交通移動手段のほぼすべてで当てはまるようですが、座席の指定が必要な場合(新幹線の指定席や、座席指定の長距離バスなど)は、無料にはならないようです。

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