New York Picks: New Yorkの暮らしや学校教育についてのブログ

ちょっと内容が被ってしまっているのですが、日本語でニューヨークのK-12教育についての情報を紹介しているブログがあったので、その紹介です。 New York Picks (https://newyorkpicks.com)というブログサイトで、「暮らし」、「エンタメ」、「医療、健康」、「学校、教育」のカテゴリーがあり、それぞれに日本語で結構詳しくトピックについての解説があります。 「教育」のカテゴリーでは、アメリカのGifted & Talentedプログラムの紹介や、公立学校の職員の役割についての説明などがありました。まだ投稿数が少ないですが、それぞれのトピックについては詳しく解説されているのでおすすめです。

Gifted and Talented Programの説明会

うちの近くのGifted and Talented Programから入学許可をもらえたので、入学説明会に行ってきました。とりあえず、最初の感想は、以下のような感じです。 いろいろNew York Timesなどの記事で読んでいたのですが、GT Programには、民族的にアジア人と白人の人が多かったです。これまで色々な学校の説明会などに行ってきたのですが、会場に行った瞬間に、明らかに民族的な隔たりがあるのを感じました(自分もアジア人でそれに貢献してしまっているのですが)。 移民的には、1st generationと2nd generationの人が多かったです。自分と同じような1st generationの家族の人と話しをした時には「自分の子供には、継承語(日本語)をできるだけ保持してもらいたいんですが、あなたな何かしていますか」という話をしたのですが、継承語教育に熱心な人は少なかったです。そこは、かなりめげました。 Gifted and Talentedに入るのに高額のtutoringとかをする人もいるとかいう記事を読んでいて、ちょっと教育ママ/パパがたくさんいるのではと心配だったのですが、あって話した人は普通の感じの人ばかりでした。他方、やっぱりみんな学校について調べたりする人が多いようで、「この学校はあれが強い」とかいうような話が多かったです。自分も、お金はかけたくないけれども、子供のために学校のことについて調べたりするのは好きなほうなので、子供の教育に関して自分と同じような感覚の保護者が多いようで、よかったです。 学校見学をしたのですが、特に何かが目立って他のpublic schoolと違うという雰囲気はありませんでした。一つ違うなぁと思ったのは、先生や職員の人がMacのノートブックを使っていて、常にそれを持ち歩いていました。デジタル化が進んでいる雰囲気がしました。 全体の入学説明会の前に、principalが各家庭の保護者と子供と5-10分程度の面接をしていました。他のところだと、principalが説明会に来ることはあっても、assistant principalの人が取り仕切っって途中で出て行ってしまったりするのですが、principalが個人で面接してくれるのはすごいと感じました。学生が少ないので、個々の学生に目が行き届くのかなぁと思いました。 あと、ちょっと驚いたのは、DOEが手配するバスは、学校から家までの距離が1 … More

Gifted & Talented (G&T)プログラム (Kindergarten) について

Gifted & Talented (G&T)プログラムのOpen Houseにいくつか参加したのですが、大体の雰囲気としては、以下のような感じでした。 どのG&TプログラムでもKindergatenレベルでは同じだなぁと感じたことは、 どのG&Tプログラムも、基本的には普通(General Education)クラスと同じCommon Core Curriculumに沿って授業を行うが、進度が早いので、余った時間などでproject-based learningやexperiential learningなどを行っている。 教材では、GoMathというプログラムReadyGenというプログラムが採用されていることが多く、それほど大きい違いはなかった。教材をどのように使うかというのは、学校によって様々で、先生の裁量で教えることを決められる学校や、指導方法が統一されている雰囲気の学校もあった。 Kindergatenレベルで、学校ごとに違うと感じたことは、 宿題に対する対応。中には、宿題は当然という感じのプログラムもあれば、宿題はoptionalでというかんじの学校もあった。 学校の学習に対する態度は、center timeという自由時間がどの程度の学年まで続くのかということで結構わかった。中には、center timeは、ほぼないというところもあれば、積極的に取り入れているというところもあった。 学校全体の強み (art, … More

Gifted & Talented (G&T) Test

上の子供のGifted & Talented (G&T) Testについての案内が来ました。どこかで、Pre-Kの先生がG&Tのテストを受けたほうがいいという子供を選別して、テストの案内を配布するって聞いていたいのですが、テストの案内はメールでUPKに入っている保護者全員に案内をしているようでした。 毎年オンラインでハンドブックを配布しているそうで、2018年度のGifted & Talented Handbookはhttp://schools.nyc.gov/ChoicesEnrollment/GiftedandTalented/Resources/default.htmでダウンロードできるそうです。 一応、ハンドブックに目を通して大事だなーと思ったポイントは、 G&Tには、通常の学校に付属してあるDistrict-wide programと、学校全体がG&TのCitywide G&Tがある。 G&Tのテストの登録は11月初旬くらいまでに登録して、実際のテストは次の年の1月頃。 G&Tのテストで90 percentile以上がとれるとDistrict-wide programへの応募資格がもらえ、97 percentile以上で、Citywide G&Tに応募資格がもらえる。 G&TのテストはUPK(5歳以上)から2年生(8歳)までしか受けられない。 … More