全世界の日本の在外教育施設の在籍学生数 (2022年)
海外教育振興財団(JOES)が発行する「海外子女教育」で数年に一回くらいの頻度で1月号に在外教育施設で学ぶ子女の在籍者数のレポートが掲載されています。今年(2022年)の1月号にも、「ただいま何人!?」という記事で、最新の在外教育施設で学ぶ子女の在籍者数が報告されていました。
- 海外子女教育振興財団 (2022). 「ただいま何人!?」在外教育施設在籍者数. 海外子女教育, 1, 44-49. https://w
海外教育振興財団(JOES)が発行する「海外子女教育」で数年に一回くらいの頻度で1月号に在外教育施設で学ぶ子女の在籍者数のレポートが掲載されています。今年(2022年)の1月号にも、「ただいま何人!?」という記事で、最新の在外教育施設で学ぶ子女の在籍者数が報告されていました。
いつか子供を連れて見に行きたいと思っていた独立記念日 (July 4th)の花火鑑賞にQueensのGantry Plaza State Parkという所まで行ってきました。花火の量と音などがすごいので、あまり小さい時に行くと花火を怖がってしまったり、泣いてしまったりすると聞いたので、ある程度子供が大きくなる(9歳と6歳)まで待っていました。結果的に、待ち時間が長く、人混みがすごかったので、子供がある程度我… [Read more...]
Gantry Plaza State Park (a.k.a., Hunters Point)でFishing Clinicsという子供向けの魚釣りイベントがあると言うことなんで行ってみました。
2022年6月17日に、「在外教育施設における教育の振興に関する法律」という法案が可決されたそうです。あまりニュースなどでは報道されていませんが、大まかには、補習校を含む在外教育施設での邦人の子女(海外で生活する日本人の子女)への教育を「国の責務」として行うという内容のものです。具体的に、これまで文部科学省や外務省が行ってきた在外教育施設への支援と比べてどのような変化があるのかというのはわかりませ… [Read more...]
昔から子供の図書として親しまれている「ぐりとぐら」も翻訳版がいくつか出版されています。初版の出版年が1967年とのことですが、今読んでも時代の流れを感じさせない内容は素晴らしいと思います。「ぐりとぐら」は、継承日本語話者の間でも読んでもらったのを覚えているというのをよく聞く本です。
… [Read more...]アメリカの国際交流基金が日本の書籍のデジタルライブラリーの提供を開始するとのことです。カナダのトロントにある国際交流基金では、かなり以前から同様なサービスが開始されているそうで、そちらで提供されている書籍はhttps://jf.overdrive.comで見られるようになっています。
アメリカでの日本語デジタルライブラリーサービスが、カナダのものと同様な蔵書になるかはわからないのですが、カナダでのサ… [Read more...]
すごく出遅れてしまいましたが、今年も2022年のニューヨーク地域の日本語サマーキャンプの状況についてのまとめ紹介しています。全体的な感じとしては、どこもコロナ対策を行いながらの対面でのサマーキャンプを取り行うところが多いようです。
ニューヨーク育英学園のキャンプですが、今年は、対面とオンラインと別々のプログラ… [Read more...]
少しづつ2022年の夏祭りの情報が入り出してきたので、こちらでまとめています。
毎年の春に、七五三や子供の日のイベントを行なっていたJapan Societyさんですが、コロナ禍で子供/家族向け対面イベントは一時中止されていましたが、2022年5月8日(日)に子供の日イベントを行うそうです。
Mellon Foundationの支援により、アメリカの言語教育の中で少数派の言語や学習者を教えるプログラムのモデルを選ぶAmerica’s Languages Portalという取り組みが行われています。継承語教育プログラムも対象となるそうで、もし既存の継承日本語プログラムで以下の要件に該当しそうなプログラムがあれば、ぜひ登録ください。
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週刊NY生活誌が毎年やっている「School Life特集」が今週号の紙面に載っています。
https://nyseikatsu.com/editions/856/856.pdf
昨年のSchool Lifeでは、コロナ禍で教育方法が安定していない状況だったためか、どの学校もコロナにどのように対応しているかは書いていなかったのですが、今年のSchool Lifeでは、オンラインによく教育方法などを書いている… [Read more...]
カナダのケベック州ケベックシティに家族と移住された「あみ」さんという方のブログで、幼児向けの継承日本語に利用できるYouTuberについての紹介がされています。どのYouTuberの方も、日本の幼児教育に従事されている方達で、日本での手遊びやお遊戯などをどのようにやるのかなどの情報や、実際にオンラインでやれるようなビデオが多くあります。
ブログへのリンクは、以下の通りです。
https://canad… [Read more...]
Forest Hills近郊でインフォーマルケアを行なっているQueens児パングさんが、2022年 3月24日 (木)に学齢前の海外で生まれ育つ子供への日本語教育についての講演会を行うそうです。詳細は以下を参照ください。
子供も大きくなりつつあり、これまでやってきたことも、昔の思い出になって大分忘れてきたので、覚えているうちに備忘録をつけておこうと思いました。これを書いている時点で、上の子供は8歳、下の子供は5歳です。ここ2年のコロナによる学校環境の変化にもかかわらず、二人とも日本語も継承語としては十分なレベルで習得し、毎週土曜日に元気に補習校に通学しています。
アリゾナ州のツーソンで2001年に始まった小規模な継承日本語学校に関する調査です。調査形式は、保護者二名とのインタビューで、どのような形で保護者主体の継承日本語学校が始まった… [Read more...]
ニューヨーク総領事館による日本語の教科書の無償配布のお知らせです。在留届を出した日本国籍を有する小学生以上の子女で、ニューヨーク総領事館の対応州 (ニューヨーク州、ニュージャージー州、ペンシルベニア州、デラウエア州、ウエストバージニア州、コネティカット州、プエルトリコ、バージン諸島)に住んでいる方は、以下の手順で教科書の無償郵送(郵送費は含まず)が受けられるそうです。申請期間は、2022年 1月24日 … [Read more...]
UCLAのNational Heritage Language Resource Center (NHLRC)のダイレクターをやっておられるCal State Long BeachのMaria Carreira先生やその同僚の方が、継承語教育(言語を問わず、全ての言語の継承語教育)のサポートをするためにHLXChange.com (https://www.hlxchange.com)というウェブサイトを公開されたそう… [Read more...]
こちらでも紹介した、文部科学省のAG-5 (https://ag-5.jp)という全世界の日本人学校と補習校の支援を目標としたプロジェクトがあるのですが、その一つのテーマとして、「補習授業校における日本語能力向上のための総合的なプログラム開発」というのを行なっています。
そのプロジェクトの中で、「補習校における日本語力向上プラン」(https://www.ag-5.jp/report/theme4/s… [Read more...]
在ニューヨーク総領事館から、コロナ禍における在外邦人子女の教育支援のための、電子ライブラリー及びオンライン教育サービスの学習支援(経費補助)の案内がありました。対象期間は、2022年1月から3月末で、補助金額は 月額550円-30,000円 (その他、諸経費12,000円)とのことです。経費補助は、在外で日本国籍を有する子女を教育する機関からのみ申請が可能とのことですが、「政府援助」の対象となっていな… [Read more...]
Mutilingual La La Landというロサンゼルス近郊の継承語話者の人口動勢の本が2022年に出版されるのですが、その中の一章で、継承日本語の最近の人口動勢について書かれています。
Triest, M. A., Hayashi Takakura, A., & Hitchins Chik, C. (2022). Japanese: Language Practices and Cultural Exposure ove… [Read more...]
子供に日本の食パンを食べさせてあげたいと思い、象印のZojirushi BB-HAC10 Home Bakeryというパン焼き器 (Home Bakery)を購入して使っていますが、レシピと新しい道具を購入しました。
レシピは、The New York Timesの”Japaense Milk Bread” (https://cooking.nytimes.com… [Read more...]
Coalition of Community-Based Heritage Language SchoolsというUCLAにある継承語教育の研究団体が、全世界のコミュニティーベース学校(正規の学校ではなく、保護者やコミュニティー主体で始まる継承語の保持を目標とした週末やアフタースクールの学校)を調査し、(1) 継承語学校に当てはまる共通の教育原理とは何か、また、(2)継承語学校が指針として参考にできる質の高い… [Read more...]
毎年ワシントンDCで行われているCommunity-Based Heritage Language Schools Conference (Oct 8-9, 2021)ですが、今年もオンラインで行われ、その際の発表の一部の録画が一般に公開されています。
いろいろな発表があるのですが、特に良いと思ったのは、継承語教育をサポートしている全米の団体の短い紹介ビデオがありました。継承語教育の運営者や保護者の方にはあまり直… [Read more...]
もう去年の話で少し出遅れているのですが、国際交流基金 (The Japan Foundation)が3年ごとにやっている全世界での日本語教育機関の調査アンケートの2018年の調査結果がレポートとして発表されました。
多くの日本語補習校、土曜日学校では、2022年4月入学希望者のための入学説明会を10月末から11月にかけて行なっています。以下、自分が見つけた範囲での2022-2023年度の入学説明会の情報です。情報は随時アップデートしていますが、古い可能性もあるので、正確な情報はそれぞれのウェブサイトで確認ください。
継承語話者向けの教科書「おひさま」の著者の方々(山本絵美・上野淳子・米良好恵)が2021年から教科書だけでなく、「おひさま」プロジェクトとして、定期的な公演、ワークショップなどの活動を行っているそうです。日本語を継承語として話す子供たちに関する教育情報や、おすすめの本などがウェブサイトで見られるようになっています。
月1,500円で会員登録もでき、子供の年齢に合わせた教材の配布や、各種講演会情報、教… [Read more...]
これまで、大人向けの日本語のクラスを多く開講してきたthe Japan Societyが、9月から子供向けの日本語教室を開講するそうです。対象年齢は、3-5歳グループと、6-10歳グループで、クラスは週末に開講されるそうです。当面はオンラインでの開講とのことですが、もしかしたら、対面でのクラスが開講することになれば、新しい週末学校の一つとなるのかもしれません。
詳細は、以下のページを参照ください。
Forest Hillsでインフォーマルケアを行なっているQueens児パングの2021年秋学期の募集要項です。詳細は、ウェブサイト https://queensjipang.wixsite.com/queensjipangを参照ください。
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ニューヨーク総領事館による日本語の教科書の無償配布のお知らせです。在留届を出した日本国籍を有する小学生以上の子女で、ニューヨーク総領事館の対応州 (ニューヨーク州、ニュージャージー州、ペンシルベニア州、デラウエア州、ウエストバージニア州、コネティカット州、プエルトリコ、バージン諸島)に住んでいる方は、以下の手順で教科書の無償郵送(郵送費は含まず)が受けられるそうです。申請期間は、2021年9月17日… [Read more...]
コロナのために、2020年には全てキャンセルされてしまった日本の夏祭りイベントですが、2021年は8月末に子供向けの夏祭りイベントがいくつか企画されているそうです。これ以外にも、日系人の小さいコミュニティーで企画されているものもあるようですが、詳細は不明です。
「親と子をつなぐ継承語教育」の2ページのコラム論文ですが、継承語として話される日本語の言語的… [Read more...]
Kondo-Brown, K. (2014). Japanese in the United States. (23). In T. G. Wiley, J. K. Peyton, D. Christian, S. C. Moore, & N. Liu (Eds.), Handbook of Heritage, Community, and Native American Languages in the United States: Research, Pol… [Read more...]
日本語を継承語として話す子女が中高生くらいになると、自分の日本語がどの程度できるのかを証明したいという人も出てきます。漢字検定( http://www.kanken.or.jp/kanken/)や日本語検定(https://www.nihongokentei.jp/)など、日本語を母語とする人を対象とした試験が受けられるといいのですが、おそらく日本語を継承語として話す子女には、漢検や日本語検定は難し… [Read more...]
「親と子をつなぐ継承語教育 日本・外国にルーツを持つ子ども」という本が、… [Read more...]
コロナ禍になってしまい、あまり話題になっていませんでしたが、2017年に、海外子女教育振興財団が行っている「在外教育施設の高度グローバル人材育成拠点事業 (AG5)」の一環として、アメリカの補習授業校に通っている子女のアンケート調査が行われ、その結果が、「補習授業校児童生徒の学習状況調査等報告書」として2018年に出版されています。
日系子女の継承語教育は、ほとんどが小中学校までで、その後も日本語を学習するには、現地教育機関で日本語を教えている所で日本語のクラスを取る必要があります。
ニューヨーク州で、そのような高校レベル以上の日本語教育機関がどの程度あるのか、国際交流基金の日本語教育機関調査データベース (https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/survey/result/ | https:… [Read more...]
NYC近郊の日本食グロッサリーストアのリストをGoogle Mapsでまとめてみました。Sunrise Mart, Dainobu, Katagiriなどの昔からあるお店以外にも、何点か新しいお店も開店しているようです。
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1ezlZmRDwlrW25E5g-5gQ25K-6N3wH-s2&ll=40.753553752… [Read more...]
Brooklyn de Kosodateという子育てコンサルティングサービスがあるそうです。内容的には、子育て家庭環境構築支援、子育て支援・援助、保護者・教師・保育士のワークショップ企画運営などをやっておられるそうで、無料での体験イベントやブログなどでの情報発信もやっておられるようです。