2018年の7月に家族四人 (大人2人、5歳と2歳の子供)で日本に約1ヶ月ほど一時帰国をしたのですが、その際に準備してよかった点と準備したけれどもあまり意味がなかった点は以下の通りです。
良かった点
- 2人乗りの大きめのstrollerを持って行った事。
日本ではすべての場所にスロープやエレベーターがあって、ニューヨークのようにstrollerを持ち上げって階段を登ることは全くなかったです。電車では、strollerが置ける優先座席スペースが全部の車両にあって、子供がそのまま乗ったまま電車で移動もできました。小さめのumbrera strollerとしっかりしたstrollerのどちらを持っていくか迷ったのですが、普通のstrollerを持って行ってよかったです。 - Portable wifiを借りたこと。
日本での連絡手段としてWifiレンタル屋さん (http://www.rental-store.jp)というところで、portable wifiを借りました(利用無制限1ヶ月で一万円くらい)。日本でもコンビニなどが提供する無料wifiが増えてきましたが、やはり数は少なく、それぞれの場所で登録が必要だったりして使えるような感じではなかったです。Portable wifiがあると、iPadなどで外ででも日本のアニメが見られるので、子供が静かにしている必要があるときにはwifiとiPadが非常に役に立ちました。 - Netflixなどでアメリカの番組をダウンロードしてきたこと。
日本のテレビでは子供番組が非常に少ないので、アメリカでNetflixなどであらかじめダウンロードしてきた子供番組をよく見ました。今のうちの子供のお気に入りは、Netflixが作成した”True and the Rainbow Kingdom”で、これをシーズンごとダウンロードしてきて、なんども見ていました。ダウンロードしておくと、電車や飛行機でも見られるのでとても良かったです。
悪かった点
- 一時帰国は幼稚園や小学校が開校している7月20日くらいまでにしておけば良かった。
これは後からわかったことですが、日本国籍を持っている子女であれば住民票を戻したりしなくても、日本の幼稚園や小学校に体験入学ができるようになっているそうです(公式なものではなく、各自治体でやっているものですが、ほとんどの自治体で行なっているようです)。毎日いろいろな所に出かけてお金と体力を消耗するより、日本の幼稚園や小学校に行かせた方が日本の文化や日本語の習得には役に立ったような気がします。 - 自治体が主催する子育てサービスをあらかじめ調べておけば良かった。
日本では(少なくとも大阪では)、ニューヨークと比べて自治体が主催する子育てサービスがとても充実していましたが、どれも一ヶ月前くらいからの登録が必要でした。非常に安価なプールのクラスや、キャンプなどがありましたが、どれも締切が過ぎていたので、参加できませんでした。 - 携帯用のゴミ袋を用意しておけば良かった。
日本では、ゴミ箱が非常に少なく、ほとんどの場所で、ゴミは持ち帰る必要がありました。ゴミ袋、特に、使用済みおむつ用の袋(匂い袋)が必要でした。日本でも購入できますが、いちいち買いに行くのは面倒でしたし、買うまでは匂い付きのおむつを持ち運んで大変でした。 - 子供用の魔法瓶
ニューヨークでは、比較的簡単に小さい子供用のミルク(牛乳)が手に入りますが、日本で牛乳を売っているところは非常に少なかったです。自動販売機でも、ソーダやコーヒーなどは多く売っていましたが、子供に適した飲み物(オレンジジュースなど)は非常に少なかったので、とても困りました。子供用の飲み物を家から持って移動できるような魔法瓶や保冷用の袋を持って来れば良かったと思いました。