子供がある程度大きくなると、突然熱が出て学校からピックアップしてくださいと言われたり、突然、お腹が痛いとか言われたりして困ることが多くなってきました。いざ、小児科の先生に行って診察してもらってから病名を言われても、アメリカの病名と、日本の病名の分別方がちょっと違っていたりして、いったいそれがどんな病気なのかわからないという経験が多くありました。 で、子供が病気をするたびに、いろいろな図書を購入して勉強したのですが、自分が役に立ったと思う図書を紹介しています。 パパとママのための子ども便利帳 何かと役にたつ「子ども便利帳」ですが、子どもの病気に関する情報についても数ページ書かれています。実際に病気になった際には、症状などの詳細な情報も必要なのでこの本だけでは心許ないのですが、アメリカのphermacyで購入できる子ども向けの常備薬のリストや、子供がかかりやすい病気のリストなどは非常に重宝していて、コピーしたものを冷蔵庫に貼り付けていたりします。 My Child Is Sick!: Expert Advice for Managing Common Illnesses and Injuries 子どもがかかりやすい病気について、症状別に記載されている本です。アメリカでは、病気にかかった時に熱をはかるというのが習慣化されていないのか、子供の熱について非常に様々な意見があるようですが、この本の最初の章では、そういった熱に関する”Myths vs. Facts”について記載があり、それは家族で(特に熱があるようだったら、熱を計る前に、とにかく解熱剤というような感じのアメリカの配偶者がいる場合は)読んでおいた方がよいと感じました。あと、Acetaminophen (Tylenol)、Ibuprofen … More
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日本一時帰国: 子供の予防接種記録
引き続き一時帰国に関する情報です。今日は、子供の予防接種記録についての体験談です。日本に帰国した時に、万が一病気になった時などのために子供の予防接種記録を持って行った方がいいということになったのですが、これが結構難しかったです。 子供がかかりつけのお医者さんで予防接種を受けるたびに、黄色いMy Health Recordっていう用紙に記録を描いてくれるのですが、これが手書きで、しかも省略用語で書かれているので、ニューヨークのお医者さんにはわかっても、日本のお医者さんにはわからない書き方になっています。 で、調べてみると、ニューヨークでは、予防接種をするたびにお医者さんがニューヨーク市のデータベースに記録を残す必要があるらしく、子供の予防接種の記録は以下のウェブサイトで直接ニューヨーク市のデータベースから取得することができるとのことでした。 https://www1.nyc.gov/nyc-resources/service/1903/immunization-record-request ただ、オンラインで情報請求するにはニューヨーク市が独自に発行しているIDNYCを持っている必要があるそうで、IDNYCを持っていない人は郵送かFaxでのみの情報請求になるとのことでした。IDNYCはいつか取得しようと思っていたので、早速、地元の図書館で申請をしたのですが、IDNYC IDができるまで約2週間かかるとのことで、結局、直接NYCから情報を取得するのは諦め、かかりつけのお医者さんに予防接種リストを送付してもらうことにしました。電話でお願いしたら、数分程度で送ってくれたので、最初からそうしておけばよかったとちょっと後悔しましたが、IDNYCはいつか申請しようと思っていたので、まあ良かったです。 で、もらったリストの予防接種の日本語訳を、CDCのウェブサイトで探し出してきて作業おわりです。CDCのウェブサイトにはそれぞれの予防接種の英語での解説とその日本語訳が載っているので、万が一、日本のお医者さんがアメリカの予防接種のことについて知らなくても、解説があると説明がしやすいだろうと思いました。 http://www.immunize.org/vis/vis_japanese.asp 最後に、日本独自の予防接種もあるというので、それもCDCのウェブサイトで探してきました(https://wwwnc.cdc.gov/travel/destinations/traveler/none/japan)。このウェブサイトによると、通常の予防接種以外で必要な予防接種は、 Japanese Encephalitis (日本脳炎) Rabies (狂犬病) とのことです。おそらく、どちらも旅行中にかかる可能性は低いだろうということで、今回は追加の予防接種は無しで、これまでの予防接種記録だけを持っていくだけになりました。 [Saturday, April 27, … More