日本語を継承語として話す子女が中高生くらいになると、自分の日本語がどの程度できるのかを証明したいという人も出てきます。漢字検定( http://www.kanken.or.jp/kanken/)や日本語検定(https://www.nihongokentei.jp/)など、日本語を母語とする人を対象とした試験が受けられるといいのですが、おそらく日本語を継承語として話す子女には、漢検や日本語検定は難しすぎるかと思います。また、日本語能力試験を受けたいという人たちのもう一つの理由として、高校での外国語科目の免除 (AAPPLやACTFL OPI/OPIcなど)や、大学への進学の際に有利かもしれない(APやSAT Subject Testなど)という思惑もあるので、日本では認知度が高い試験でも、アメリカでの日本語能力を証明したいという人たちには会っていないことも多いです。 実際に、日本語を継承語として話す子女がどのような日本語能力テストを受けているのか以下にまとめてみました。 Japanese Computerized Adaptive Test (J-CAT) / J-CAT 日本語テスト https://j-cat.jalesa.org J-CAT 日本語テストは、日本語学習者を対象とした日本語能力の判定をインターネット上で、時間・場所の制約なしに実施できるアダプティブテスト(適応型テスト)です。 Scholastic Aptitude … More
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Japanese-Language Proficiency Test (JLPT)
日本語の継承語話者で、英語はネイティブだけれども、自分の日本語の実力がどの程度なのかわからないという人にオススメの日本語能力テストです。レベルはN1(ネイティブ並み)からN5(日本語の学習者の初級)まであります。全世界で実施されていて、アメリカでも、毎年12月に実施されていて、2017年は、2017年12月3日(日)に行われます。登録期間は、Monday, August 28からFriday, September 29, 2017です。 現在の日本語能力がどの程度か全く分からない場合は、問題のサンプルなどがオンラインで見られますので、そちらの方で事前に試すのが良いかと思います。