Community-Based Heritage Language Schools Conference (Oct 7-8, 2022)

毎年ワシントンDCで行われているCommunity-Based Heritage Language Schools Conference (Oct 7-8, 2022)ですが、今年は、オンラインと対面同時に行われるそうです。 対面での参加は、D.C.のAmerican Universityで行われ、その様子がオンライン参加の人のためにZoomでも公開されるようです。Keynote speakersには、バイリンガル教育で著名な、Ofelia García, Richard Brecht, Jim Cumminsなどが予定されているそうです。オンラインでの登録は$25、対面参加での登録は$75とのことです。

Community-Based Heritage Language Schools Conference (Oct 8-9, 2021)

毎年ワシントンDCで行われているCommunity-Based Heritage Language Schools Conference (Oct 8-9, 2021)ですが、今年もオンラインで行われ、その際の発表の一部の録画が一般に公開されています。 いろいろな発表があるのですが、特に良いと思ったのは、継承語教育をサポートしている全米の団体の短い紹介ビデオがありました。継承語教育の運営者や保護者の方にはあまり直接知る機会がない団体ですが、さまざまなサポートをしているようなので、みても良いかと思います。紹介されていた団体は、以下の団体です。 ACTFL, America’s Languages Initiative, Center for Applied Linguistics (CAL), Joint National … More

Community-Based Heritage Language Schools Conference (Oct 9-10, 2020)

毎年、様々な言語の継承語教育者や研究者が集まるCommunity-Based Heritage Language Schoolsというconferenceが10月にあるのですが、今年は、全てオンラインで行うそうです。とても面白いconferenceなんですが、場所がWashington D.C.で渡航費がネックになっていました。以前からすでに、オンラインでの参加も可能になっていたのですが、今年は完全にオンライン化したとのことです。参加費も$20と非常にリーズナブルに設定されていています。日本語の継承語に関する発表もありますが、それだけでなく、他の言語の継承語教育者が、どのように継承語学校を運営してきたかなどのアイデアなどが聞けたりと非常に新鮮なアイデアがもらえます。 2019年の情報がhttps://japanese-schools-newyork.com/?p=1594に、2017年と2018年の参加レポートがAATJのページ (こことここ)にあります。 Community-Based Heritage Language Schools: Promoting Collaboration and Advocacy Among Educators, Families, and Researchers … More

Community-Based Heritage Language Schools Conference (Sat, Oct 12, 2019)

毎年、Washington D.C.のAmerican Universityで行われている継承語教育に関するCommunity-Based Heritage Language Schools Conference (https://www.american.edu/soe/iie/heritage-language-conference.cfm)という学会がSaturday, October 12, 2019に開催されます。 日本語を含む、様々な言語の継承語学校の関係者(教員や運営者など)が集まる珍しい学会です。個人による発表がなく、どちらかというとワークショップに近い感じがしますが、それぞれの継承語学校がどのような環境で、どのような教育を行っているのかという情報交換ができるとてもよい集まりです。特に、アメリカの継承語教育に関わる全米組織の役員の人たちが来るので、それぞれの組織が継承語教育に対してどのようなサポートをしているのかというのがわかります。2019年に参加する団体は、以下の通りです。 Center for Applied Linguistics (CAL) National Heritage Language … More

Parent-teacher conference (保護者懇談)

今年、上の子がpublic schoolのkindergartenに入ったのですが、そのparent-teacher conference (保護者懇談)がありました。Pre-Kの時もあったのですが、Pre-Kでは成績などはつけられずに文章で書かれた成績をもらうだけだったのですが、kindergartenではDOE指定のReport Cardというものにそって、成績がつけられます。DOEのレポートカードは、DOEのウェブサイト (https://www.schools.nyc.gov/school-life/learning/student-records-and-transcripts/report-cards)にあります。Kindergartenのものはこんな感じです。 で、parent-teacher conferenceの当日に、成績をもらうのですが、パッと見たら、2とか3とかがいっぱい。日本の小学校とかでは、ほぼ全部が「たいへんよくできました」で、一つくらいが「できました」とか「がんばりましょう」だったような気がするのですが、うちの子は幼稚園からヤバイのかと心配になってしまいました。で、いろいろ聞いてみたら、NYCの成績のつけ方はabsolute assessmentで、学年の目標 (standards)に到達しているかどうかを指標につけられているので、学年の最初の方は2やら3が多く、学期の最後の方には3とか4とかになるとのことでした(慰められているだけかもしれませんが)。幼稚園児から目標に達しているかどうかとかを問われるとは、やっぱりアメリカはシビアです。 で、実際の面談は、結構サクサクと進みました。「日本語もがんばってやってもらいたいと思っているんです」と言ってみたら、「バイリンガルの子供は、学年が小さいうちは英語能力がモノリンガルの子供より劣ることがしばしばあるんですが、2-3年したら差とかはなくなりますよ」とのお返事でした。Dual languageとかのプログラムなどはない普通のpublic schoolなんですが、先生がバイリンガル教育に理解があるのは少し嬉しかったです。