日本語のデジタル図書 (Libby / Queens Library)

以前、ここで国際交流基金がLibby (OverDrive)を使った日本語教育図書を提供しているのを書きましたが、同様なサービスが、Queens Libraryでも始まりました。Queens Libraryのbylineは、”We speak your languages”で、以前から日本語を含む外国語の書籍のカタログに力を入れていましたが、今回のLibbyのサービスも、英語のデジタル書籍よりも外国語のデジタル書籍に力を入れているようでした。

利用するには、まず、Queens Libraryのlibrary cardを入手する必要があります。移民の人に優しい図書館で、公式なIDなどがなくてもIDNYCなどを利用してメンバーシップが作れたりするようです。オンラインでもlibrary cardはリクエストできるようですが、経験上は、Queens Libraryは、デジタルでやるよりも対面で担当者の人にやってもらった方が、かなり早く手続きがされるように思います。

Queens Libraryのlibrary cardができたら、Libby (https://www.overdrive.com/apps/libby)のアプリを携帯かiPadなどにインストールします。Libbyは、デスクトップには対応していないようです。

Libbyのアプリを起動すると、図書館の登録をするように聞かれるので、Queens Libraryのカード番号 (12桁の番号。14桁のオンラインユーザー番号とは違うので注意)と暗証番号を入寮します。

図書館の登録ができると、”World Languages”セクションに行き、日本語の図書を選択します。10,000冊以上の多くの書籍があるのですが、ほとんどが青空文庫の作品なので、”filter”をかけて青空文庫以外の図書を検索します。主に雑誌(Magazines)が充実しているようです。

2023年 8月14日 (月)現在での、日本語の雑誌のリストをスクリーンショットしておきました。

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