継承語話者向け教科書「おひさま」のオンラインセミナー

2018年に刊行された継承語話者向けの「おひさま」のオンラインセミナーが行われているそうです。継承語を話す4歳から小学校低学年くらいまでの子女がいる方向けの、継承語話者がいる家庭向けのセミナーで、オンライン会議システムのzoomを使ってプレゼンや質問、議論をされているそうです。セミナーは有料とのことです。著者の方が、皆さんヨーロッパ在住の方なので、ニューヨークの状況とどの程度あうのかなぁと思ったのですが、第一回のダイジェスト版を見たら、かなり状況や問題は同じような感じなので、次のセミナーには参加してみようかなぁと考えています。 マルチリンガルオンライン教育セミナー(継承語教科書「おひさま」http://www.9640.jp/book_view/?757) 2018年5月19日(土) 2018年6月16日(土) 2018年7月7日(土) 日本時間午後8時から 以下、6月16日(土)のセミナーの案内です。 第2回マルチリンガルオンライン教育セミナー 『継続は力なり。分かってはいるけどどうすればいいの?』は、6月16日(土)に開催いたします。 時間: 日本時間20時-21時30分 費用: 3900円 – 第2回のセミナーでは、以下の内容を主に取り扱う予定です。(教授法ワークショップ有り) – 日本語学習にくじけそうな時の対処法 – 日本語学習を長く続けるためのコツ – … More

Gifted and Talented Programの説明会

うちの近くのGifted and Talented Programから入学許可をもらえたので、入学説明会に行ってきました。とりあえず、最初の感想は、以下のような感じです。 いろいろNew York Timesなどの記事で読んでいたのですが、GT Programには、民族的にアジア人と白人の人が多かったです。これまで色々な学校の説明会などに行ってきたのですが、会場に行った瞬間に、明らかに民族的な隔たりがあるのを感じました(自分もアジア人でそれに貢献してしまっているのですが)。 移民的には、1st generationと2nd generationの人が多かったです。自分と同じような1st generationの家族の人と話しをした時には「自分の子供には、継承語(日本語)をできるだけ保持してもらいたいんですが、あなたな何かしていますか」という話をしたのですが、継承語教育に熱心な人は少なかったです。そこは、かなりめげました。 Gifted and Talentedに入るのに高額のtutoringとかをする人もいるとかいう記事を読んでいて、ちょっと教育ママ/パパがたくさんいるのではと心配だったのですが、あって話した人は普通の感じの人ばかりでした。他方、やっぱりみんな学校について調べたりする人が多いようで、「この学校はあれが強い」とかいうような話が多かったです。自分も、お金はかけたくないけれども、子供のために学校のことについて調べたりするのは好きなほうなので、子供の教育に関して自分と同じような感覚の保護者が多いようで、よかったです。 学校見学をしたのですが、特に何かが目立って他のpublic schoolと違うという雰囲気はありませんでした。一つ違うなぁと思ったのは、先生や職員の人がMacのノートブックを使っていて、常にそれを持ち歩いていました。デジタル化が進んでいる雰囲気がしました。 全体の入学説明会の前に、principalが各家庭の保護者と子供と5-10分程度の面接をしていました。他のところだと、principalが説明会に来ることはあっても、assistant principalの人が取り仕切っって途中で出て行ってしまったりするのですが、principalが個人で面接してくれるのはすごいと感じました。学生が少ないので、個々の学生に目が行き届くのかなぁと思いました。 あと、ちょっと驚いたのは、DOEが手配するバスは、学校から家までの距離が1 … More