“I’m Sorry, Tokyo” by Brooke Alexx

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Brooke Alexxさんというニュージャージー州出身のシンガーソングライターは、2022年のNBCの「American Song Contest」で有名になった日系アメリカ人です。その方が、2025年の AAPI Heritage Month の際に、これまでアメリカ人としてのアイデンティティを追い求めてきた自分と日系人としてのアイデンティティとの葛藤を“I’m Sorry, Tokyo” (https://www.facebook.com/watch/?v=1643143977095138)という歌で歌っています。

歌を聴いた感じでは、「日本語や日本文化をもっと知っておきたかった」という後悔というより、失ってしまったものへの悲しみの歌のように感じられたので、自分は好きでした。

継承日本語教育の中では、日本語が学齢相当のレベルで話せ、日本文化も深く知っていることが目標にされがちですが、日本語を継承語として話すということは他の言語や文化も知るということであり、継承日本語話者が母語話者のように日本語を話したり日本文化を理解したりするのは不可能だと思います。アメリカで生まれ育った日系アメリカ人が成人して自分の人生を考える際に、「日本語や日本文化をもっと子供のときにやっておければよかった」という後悔を感じるよりも、日系アメリカ人として、どのように自分が持つ日本語能力や日本文化の知識が自分のアイデンティティの中にあるのかを理解できるようになると良いなと感じます。

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