ハワイは、アメリカの中で日系人コミュニティーが最も早くにできた地域で、日系人の数も、他のアメリカの地域と比べて非常に多い州です。そのハワイに、the Japanese Cultural Center of Hawai‘i (https://www.jcch.com)という日本文化センターがあるのですが、そこで、”Okage Sama De: I am what I am because of you”というプロジェクトがあり、そこには、150年前にアメリカに来た最初の日系人が大切にしたとされる日本の価値観が12個の言葉として残されているとのことでした。
その12個の言葉は、以下のようなものです。150年前に日本から移民してきた人たちが、アメリカの文化の中で根付いていく際に、子供たちに継承してほしいと思う日本の価値観が非常によく現れれていると思います。
- 孝行 “kokō” (Filial Piety)
- 恩 “On” (Debt of Gratitude)
- 我慢 “Gaman” (Quiet Endurance)
- 頑張り “Ganbari” (Persistence)
- 仕方がない “Shikata-ga-nai” (Acceptance with Resignation)
- 感謝 “Kansha” (Gratitude)
- 忠義 “Chugi” (Loyalty)
- 責任 “Sekinin” (Responsibility)
- 恥 “Haji” (Shame) / 誇り “Hokori” (Pride)
- 名誉 “Meiyo” (Honour)
- 義理 “Giri” (Sense of Duty)
- 犠牲 “Gisei” (Sacrifice)
最近、同様に日系人の移民の歴史が深いブラジルにおいても、”Projeto Geracao”という同様なプロジェクトが行われたそうです。そちらの方は、DiscoverNikkeiの記事が詳しく紹介しています。