I still Believe in Our Cityプロジェクトというプロジェクトで使われているポスターが日本語に翻訳されたそうです。
The NYC Commission on Human Rightsが、コロナ禍でのアジア系住民への差別の増加に対して始めた”I still Believe in Our City”プロジェクトですが、旧正月の時期に、2021年もアジア系の市民を狙った暴力行為や、アジア系商店を標的にした略奪行為などが行われたこともあり、再度、注目を集めています。
アジア系住民は、困難な状況でもできるだけその困難を表に出さないようにしようと努めたりすることが多いので、アジア系住民はコロナ禍でも大した困難に直面していないと思われたり、差別行為と思われる行為があっても、アジア系の住民には、被害に遭ったのは自分の落ち度だという「恥」の文化があり、差別行為として警察や公立機関に通報することも少ないそうです。”I still Believe in Our City”プロジェクトの中心になっているAmanda Phingbodhipakkiya氏によるポスターは、そういったアジア系住民の感情をうまく捉えていて、そこから、アジア系住民と、他のニューヨーク市民との相互理解を図ろうとしているように思います。
The translated posters are also available in Traditional Chinese, Korean, Tagalog, and Vietnamese here.
“I still Believe in Our City”プロジェクトなど、the NYC Commission on Human Rightsが行っているアジア系住民への差別行為に対する運動については、以下のページを参照ください。