COVID-19のためニューヨーク近郊の学校やデイケアは全て3月末から閉鎖されています。5月末現在で、NYCの経済活動再開は、2020年6月初めくらいから段階的に開始されるとのことですが、NYS Moving Forward Planでは、学校などの「教育関係」は経済活動再開の中でも最もプライオリティーが低いPhase 4 (Arts, Entertainment, Recreation, and Education)に入っており、ニューヨーク近郊の教育機関では、2020年の夏、秋くらいも施設が使えない状況を前提に準備を進めているところが多いです。
6月にNYCの経済活動が再開されるとして、スムースにPhase 4まで行き、学校とデイケアが再開されれば良いのですが、なかなか、そういった楽観的な見通しを持つことは出来なさそうで、おそらく当面は、一部の経済活動は再開されるけれども、学校、デイケアなどは開いていないという状況が続きそうです。そこで、仕事に行かないといけないけれども、子供を預ける場所がないという状態があり得ると思い、今のうちに、シッターさんをどうやったら探せるかを調べてみました。今回は、子供たちの日本語教育が続けられるように、日本語を話すことができるシッターさんを探してみましたので、その探し方などの紹介です。
日系の日本語掲示板
日本語を話すシッターさんの募集などは、日系の日本語掲示板で今でも多く行われているようです。主要な日系の日本語掲示板は以下のようなものがあります。
- ニューヨーク掲示板 (https://kaigai-bbs.com/usa/nyc/thread/babysitter/)
- びびなび (https://newyork.vivinavi.com/ib/search/index?&sk=シッター)
- Info-Fresh (https://info-fresh.com/bulletin-board/birth-childcare)
大手のシッター探しウェブサイト
大手のシッター探しウェブサイトででも、日本語などの使用言語を指定してシッターさんを探すことができます。今回は、以下の2サイトを利用してみました。
- Care (https://www.care.com)
アカウントを作ると、場所を指定してベビーシッターやナニーさんを探すことができます。使用言語も検索の際に指定でき、アストリア地区で日本語が使用できるシッターさんを検索したら10-15人くらいの登録したシッターさんが出てきました。実際に採用する際には、検索した人にコンタクトをするか、あるいは詳細を”Post a job”という機能でアップロードして、現在仕事を探しているナニーさんから応募を受け付けることもできます。
- Sittercity (https://www.sittercity.com)
Careと同様に、アカウントを作ると、場所を指定してベビーシッターやナニーさんを探すことができます。インターフェースが新しくなっていて、新しい検索機能ですと、使用言語などの詳細を指定することができません。古い検索機能でも使用言語はEnglishとSpanishの二種類しかなかったので、Sittercityはあまり使用言語には注目していないのかもしれません。キーワードで”Japanese”と検索するとかなり多くの結果が出てきますが、日本語を使用できるというだけでなく、過去に日本人のクライアントがいたとかいう人も多く含まれていたので、探すのが少し大変そうです。