アメリカで小さい子供が病気にかかった時に役立つ本

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子供がある程度大きくなると、突然熱が出て学校からピックアップしてくださいと言われたり、突然、お腹が痛いとか言われたりして困ることが多くなってきました。いざ、小児科の先生に行って診察してもらってから病名を言われても、アメリカの病名と、日本の病名の分別方がちょっと違っていたりして、いったいそれがどんな病気なのかわからないという経験が多くありました。

で、子供が病気をするたびに、いろいろな図書を購入して勉強したのですが、自分が役に立ったと思う図書を紹介しています。

  • パパとママのための子ども便利帳

    何かと役にたつ「子ども便利帳」ですが、子どもの病気に関する情報についても数ページ書かれています。実際に病気になった際には、症状などの詳細な情報も必要なのでこの本だけでは心許ないのですが、アメリカのphermacyで購入できる子ども向けの常備薬のリストや、子供がかかりやすい病気のリストなどは非常に重宝していて、コピーしたものを冷蔵庫に貼り付けていたりします。

  • My Child Is Sick!: Expert Advice for Managing Common Illnesses and Injuries

    子どもがかかりやすい病気について、症状別に記載されている本です。アメリカでは、病気にかかった時に熱をはかるというのが習慣化されていないのか、子供の熱について非常に様々な意見があるようですが、この本の最初の章では、そういった熱に関する”Myths vs. Facts”について記載があり、それは家族で(特に熱があるようだったら、熱を計る前に、とにかく解熱剤というような感じのアメリカの配偶者がいる場合は)読んでおいた方がよいと感じました。あと、Acetaminophen (Tylenol)、Ibuprofen (Motrin)は、子供が熱を出した際に最も重宝する薬なのですが、薬の種類がInfant liquid, Children’s liquid, Children chewableとか種類がとにかく多く、実際に自分の子供に適した量 (dosage)がどの程度なのかということがわかりづらいですが、この本では、そのような特によく使う薬についての使用量がリストになってあります。これもコピーしたものを冷蔵庫につけてあります。

  • The Big Book of Symptoms: A-Z Guide to Your Child’s Health

    小さい子供から10代くらいまでの子供がかかる病気について、症状別に記載された本です。それぞれの症状はが数ページにまとまっていて、チャートやイラストなどが多く、とてもわかりやすくなっています。家では、子どもが何らかの気になる症状がある場合は、いつもこの本を読むようにしています。

  • 外国で病気になったときあなたを救う本

    どちらかというと、海外駐在家庭向けの医療本で、しかも子供向けではないのですが、日本の医療システムと海外の医療システムの違いや、日本語の病名と英語の病名が網羅されています。英語で病気のことを説明するのが難しいと感じる人のために、いろいろな医療英会話なども含まれていますが、これは永住組の人には関係ないかもしれません。個人的には、最近はインターネットで英語の病名なども調べられるようになっているので、子供が病気の時には利用することはないですが、医療英語について勉強したいときは、この本の日本語と英語の病名や医療系単語の対応表が役に立っています。

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