プリンストン日本語学校の継承語(永住組)コースの実践報告

Calder, T. M. (2008). 補習校における母語支援: プリンストン日本語学校の実践から. In MHB研究会夏期研究大会 バイリテラル・バイカルチュラルの育成を目指して 実践と課題, xxx, xxx, 2008 (pp. 28-37). ニューヨークにある補習校(日本の文部科学省から支援を受けている土曜日日本語学校)で、帰国を前提とした日本のカリキュラム以外に、継承語(永住組)コースが2007年から開始されたそうで、その取り組みや、課題などに関する論文です。継承語コースは素晴らしいというような論文ではなく、現場で直面する課題や、理想と現実の違いなどが書かれているとても良い報告だと感じました。 ただ単純に補習校の日本語の目標値を下げるのではなく、継承語としての日本語を独自の言語集団として認めようという試みであるのが読み取れます。日本語コミュニティーでは、よく母語話者と非母語話者がはっきりと分別されている文化がありますが(「日本人」は日本で生まれた日本語を話せる集団で、それ以外は完全な「日本人」じゃないというような感じ)、他の言語コミュニティー(特にスペイン語コミュニティー)では、「母語話者」というのは一体何かという問いが非常に頻繁にされていると感じます。 子供が継承語話者であったり、日本語継承語の学校やクラス運営する上で、いろいろ参考になる文献だと感じました。

日本のお弁当作り

子供が土曜日学校に通い始めて数ヶ月になりますが、辛いかもしれないと言われていた毎朝の送り迎えはそれほど辛くありませんでしたが(子供は週六日の学校になって、大変そうですが)、それよりも、お弁当持参でというのが結構こたえています。土曜日ですので、お弁当注文などができず、お弁当を持参する必要があるのですが、毎週同じものを持たせるのもなんなので、一応工夫をしてみたりしています。 日本のお弁当のレシピ本を何冊か買ったのですが、日本の本だと食材がなかったり、日本語で説明されていると、逆に材料を買うときとかややこしかったり(グラムとオンスの違いとか)とあんまり役に立ちませんでした。で、アメリカで日本のお弁当を作れるようなレシピ本を探していたのですが、The Just Bento Cookbook: Everyday Lunches To Goという本が非常に良かったです。書いてあったレシピは、以下の通りで、なんでも第二弾も発売しているそうでした(でも25種類もあると、これだけでも十分なような気がします)。 Chicken and Three-color Pepper Stir-fry Bento Tamagoyaki Bento Fried Shrimp Bento […]

ブルックリン日本語学園、プリンストン日本語学校、国連学校の継承語日本語プログラムに関する詳細な情報

全米日本語教育学会 (AATJ)というところの日本語継承語部会というのがあるのですが、そこで日本語継承語学校の詳細な調査を行なっています。ニューヨーク近郊では、ブルックリン日本語学園、プリンストン日本語学校 、国連学校さんに関する情報が載っています。 おそらく今後も順次いろいろな学校の情報が掲載されると思いますので、ぜひ見てみてください。 https://www.aatj.org/sig-japanese-heritage-language#schoolList