NYC Parksが毎年主催しているUrban Park RangersのFamily Camping (お泊まり家族キャンプ)に参加してきました (https://www.nycgovparks.org/events/family-camping)。Family Campingは、NYC Parks Urban Park Rangers (https://www.nycgovparks.org/programs/rangers)のプログラムの一つで、夏の間、ニューヨーク市内の各地の公園でキャンプを張って、家族でお泊まりキャンプをするという感じのプログラムです。プログラム自体の料金は無料ですが、ある程度のキャンプ用具を購入する必要はあるかと思います。参加した際には、8歳と5歳の子供を連れていったのですが、二人とも非常に楽しんで、またキャンプがしたいと言ってくれました。
主な感想としては以下のような感じです。
- 非常に簡単にキャンプ体験ができる。テントなどの最低限必要な道具は、Urban Park Rangersが貸し出してくれるので、その他の必要な物だけ (夕食やスナック、寝袋など)を持っていけばいい。トイレも、公園に備え付けのものを開けてくれるので、水やトイレの心配もなし。
- とにかく人気が高く、参加するまでに5-6回ほど応募した。応募も登録するウェブサイト (https://www.nycgovparks.org/reg/rangers) にFamily Campingがあわられるのが数日だけなので、毎日ウェブサイトに行って応募できるようになっているかどうか調べないといけない。有名な公園 (Prospect Parkなど)でのFamily Campingは特に人気が高いようで、たぶん、かなり幸運でないと登録できない(自分たちは、QueensのLong Islandに近い、Fort Totten Parkという所で参加しましたが、これもキャンセル待ちで、運良くキャンセル者がでたので参加できました)。
- 基本的には、夕方 (6時くらい)に現地に到着して、その後、参加者間でのice breaking activitiesや、公園の名所へのツアー、s’moresなどがあり、10時くらいに就寝、そして翌日の早朝 (7時くらい)に解散するようなプログラム。聞いたところによると、場所によればBBQなどで夕食もあるらしいが、我々が参加したところは各自で夕食を手配するような形だった。結構多くの家族は、ピザなどを夕食に持ってきていた。
- 他の公園だと違うのかもしれないが、Fort Totten Parkでは車でテントを張る場所のすぐ横まで来られた(通常はNYC Parksの車だけが駐車できるような場所に車を止められた)。中にはUrberやtaxiなどで来ている家族もいた。
- 二人の子供 (8歳と5歳)と参加したが、テントを張る体験や、夜の暗い公園をハイキングする体験などは、とても楽しんでいた。一番楽しめそうなのは、10歳前後の子供かと感じた。一つの家族は小さい子供 (2歳くらい?)がいたが、テントでは寝れなかったらしく、深夜にキャンプを回収して自宅に帰って行ったので、あまり小さい子供には向かないのかもしれない。
参加する際にやって良かったと思うことは、以下のような点です。
- 寝袋とエアクッションを持っていって良かった。やはりテントで寝るのは地面が硬く、子供たちは、寝袋とエアクッションなしには寝れなかったと思う。
- ランタン/ランプは貸出してくれるが、夜は非常に暗くなるので、自分のランタンやヘッドライトは役に立った。深夜はかなり真っ暗なので、トイレに行くのにもライトは必需品だった。
- キャンプテーブルとキャンプチェアを持っていったが、朝の7時で完全撤収するように言われたので、あまり使う時間がなかった。
- その他、普通に遊びに行く際に持っていくようなもの(虫除け、日焼け止め)、簡単な遊び道具(ボールとか)、寝る前に読む本、タオル、歯ブラシと歯磨き粉などもあると良い。