ブルックリン日本語学園 (BJAFA) のオンライン説明会 (2/25/2024)

ブルックリン日本語学園 (https://nihongogakuen.org) のオンライン説明会が、2024年 2月25日 (日)に行われるそうです。ブルックリン日本語学園は、日本人学校の補習校と同様に、日本からの支援を受けている正規の「補習授業校」なんですが、教育方針として、現地の多様な日本語環境にも対応するということで、日本人学校の補習校とは少し異なったカリキュラムを組んでいます。現地校とのスケジュール調整を楽にするために、9月入学(日本人学校の補習校は通常は4月入学)を行なっていたりするなど、特徴が多い補習校の一つです。

NYの日本語バイリンガル/継承語教育のFacebook Page

ウェブサイトのアップーデート告知用のFacebook Pageを作りました。ウェブサイトをアップデートしたり、ブログでは記載しない情報などはFacebookで上げていこうと思っています。 リンクは https://www.facebook.com/people/ニューヨークの日本語継承語教育/61555677316930/です。よかったら”Like”/”Subscribe”してください。質問やコメントなどもしてもらえると嬉しいです。

全世界の日本の在外教育施設の在籍学生数 (2024年)

海外教育振興財団(JOES)が発行していた「海外子女教育」という機関誌で「ただいま何人!?」というシリーズがあり、在外教育施設で学ぶ子女の在籍者数のレポートが掲載されていたのですが、「海外子女教育」は2023年に廃刊になってしまいました。「ただいま何人!?」シリーズは、どうなってしまうのかと気になっていたのですが、JOESのオンラインマガジンである”JOES Magazine”で無事引き継がれ、2024年の集計も以下のサイトで公開されています。

ニューヨークでのひな人形の展示 (2024年2月-3月)

毎年、毎年3月3日に行われる「ひな祭り」のため、いくつかの日系団体では雛人形の展示を行なっているようです。一般的には、日本では雛人形は3月3日に飾ります。3月3日は「ひな祭り」で、女の子の健やかな成長を祝うお祭りの日です。雛人形は、この日を中心に数週間前から飾ることが一般的で、日系の団体の中でも2月中旬くらいから雛人形を飾るところがあるようです。地域の習慣によって異なるようですが、多くの場所で「ひな祭り」が終わった後にも雛人形を飾るのは縁起が悪いということで、3月3日以降は雛人形を飾るところは少なくなります。 以下、わかっている範囲で、ニューヨーク周辺で雛人形を展示している場所です。他にもご存じのところがあれば、メールかコメントお願いします。 フレンズアカデミー (Japanese Children’s Society / Friends Academy of JCS) Address: 310 W 103rd St, New York, NY 10025…

日系メディアのデータベース: AAPI Media Map & Directory by CUNY School of Journalism

ニューヨーク市立大学のJournalismの大学院で、アジア系アメリカ人のための英語以外の報道機関のデータベースを作成するプロジェクトがあります。全米で、635社のアジア系アメリカ人のための報道機関があり、そのデータベースが一般に公開され、オンラインの地図上ででも確認できるようになっています(右のメニューにある”Directory”, “Map”, Visualizations”をクリックするとみられるようになっています)。 日系アメリカ人(日本語メディア)に関しては、以下の34報道団体が記録されています。もし他にも日本語によるメディアがあるようでしたら、プロジェクトの担当者 (kavitha.rajagopalan@journalism.cuny.edu)まで連絡くださいとの事でした。 Anis Atlanta (Atlanta, GA) Chicago Shimpo (Chicago, IL) Cultural News (Los Angeles, CA) Daily Sun…

国際交流基金による継承日本語教育支援のグラント ($1,000-$5,000)

国際交流基金 (The Japan Foundation)は、日本語を外国語として教えている教員や学校に対して多くの支援を行ってきました。ただ、これまでは継承日本語は、外国語教育でないという理由で支援はされてきませんでしたが、2023年度から継承日本語教育支援の為のグラント ($1,000-$5,000)も開始したとのことです。詳しくはhttps://keishonihongo.org/2023/11/29/4748/で見られます。

ニューヨークでの子供向けのお正月イベント (2024年)

1月に餅つきなどのお正月イベントを行うところは結構あるので、わかる限りのものをこちらでまとめてみました。もし他に何かあるようでしたら、コメント欄でシェアしてください。 Mitsuwa NJ: Oshogatsu, New Year’s Special Event and New Year Lucky Bag Date: Saturday, January 6, 2024 Time: 11:30pm-…

Japan Societyでの七五三のお祝い (2023年)

2023年のJapan Societyでの七五三のお祝いの情報がウェブサイトに掲載されていました。コロナのために2020年から2022年までは開催されていなかったので、なくなってしまうのではと思ったのですが、2023年はSaturday, October 28 – Sunday, October 29, 2023に開催されるそうです。 もうずいぶん前の話ですが、自分たちが行った際の体験談をここ (https://japanese-schools-newyork.com/?p=1054)に書いているので、参考になれば幸いです。あと、ニューヨークで子供の七五三の着物レンタルと着付けをしてくれるサービスを提供しているという業者さんの情報もここ (https://japanese-schools-newyork.com/?p=947)にまとめています。 Title: 七五三 (Shichigosan: Celebrating the Health of Children)…

NYC DOEによるアジア系アメリカ人の歴史の教科書

アメリカの複数の州で、アジア人を含むアメリカの少数民族の歴史を公立のK-12の学校で教えるようにしようという運動があります。東海岸の中では、Connecticut, New Jersey, Rhode Islandでは、アジア系アメリカ人の歴史をカリキュラムに含まないといけないという法律がすでにできたそうです。 ニューヨークは、それらの州からは少し遅れているのですが、2022年くらいから少しづつアジア系アメリカ人の歴史をカリキュラムに導入する運動が起きています。その運動の一つとして、NYC DOE (Department of Education)が行なっている”Hidden Voices”というプロジェクトがあります。Hidden Voicesでは、これまで学校の歴史では脚光を浴びてこなかった人たち(LGBTQや少数民族の人たち)のアメリカへの歴史の貢献を教材化する取り組みが行われているそうです。 アジア系アメリカ人に関しては、Hidden Voicesプロジェクトで、アジア系アメリカ人の歴史に関するSocial Studiesの教科書を作成したそうです。 Louie, V., Joshi, K., An,…

日本語のデジタル図書 (Libby / Queens Library)

以前、ここで国際交流基金がLibby (OverDrive)を使った日本語教育図書を提供しているのを書きましたが、同様なサービスが、Queens Libraryでも始まりました。Queens Libraryのbylineは、”We speak your languages”で、以前から日本語を含む外国語の書籍のカタログに力を入れていましたが、今回のLibbyのサービスも、英語のデジタル書籍よりも外国語のデジタル書籍に力を入れているようでした。

Japan Villageでの夏祭り (2023年)

今年も、2023年 8月26日 (土)にJapan Villageで夏祭りが行われるそうです。太鼓や三味線の演奏、盛岡のさんさ踊り、夏祭りの屋台、盆踊りなどが企画されているそうです。 Summer Festival at the Japan Village 2023 Date: Saturday, August 26, 2023 Time: 2:00pm-6:00pm Place: Japan…

ニューヨーク総領事館による日本語の教科書の配布 (2023年後期; 2023年 9月7日締切)

ニューヨーク総領事館による日本語の教科書の無償配布のお知らせです。在留届を出した日本国籍を有する小学生以上の子女で、ニューヨーク総領事館の対応州 (ニューヨーク州、ニュージャージー州、ペンシルベニア州、デラウエア州、ウエストバージニア州、コネティカット州、プエルトリコ、バージン諸島)に住んでいる方は、以下の手順で教科書の無償郵送(郵送費は含まず)が受けられるそうです。申請期間は、2023年9月7日(木)必着とのことです。

週刊NY生活 School Life 特集 2023-2024

週刊NY生活誌が毎年やっている「School Life特集」の2023年度版が今週号の紙面に載っています。 https://nyseikatsu.com/editions/903/903.pdf 2020-2022年までの特集と比べると、もうすでにコロナ対策などは書かれておらず、コロナ後の各学校の特色などを紹介しているようです。今年、紹介されている学校のリストは以下のとおりです。 全日制日本人学校 スターチャイルド・デイケア こどものくに幼稚園 リセ・ケネディ日本人学校 (*補習校も併設) ニューヨーク育英学園 フレンズアカデミー ニューヨーク日本人学校 ニュージャージー日本人学校 ニューヨーク市立PS147 あおぞらアカデミー NJこぐま幼稚園 補習授業校 Alto 日本語補習校 育英サタデー・サンデー・アフタースクール…

継承日本語の映画: トイレット (Toiretto)

日系人として生まれたけれども日本語も日本文化もあまり知らない三兄弟が、両親が亡くなった後に、日本から来た日本語しか話さない「ばあちゃん」と一緒に生活するというストーリです。継承日本語とは直接関係ないですが、日本語や日本文化がなくても日本にルーツのある子供たちのことや、言語や文化を超えた人間性や人との繋がりをテーマにした映画です。

継承日本語の映画: ハーフ (Hafu)

日本で、外国人の両親のもとに生まれた「ハーフ」と呼ばれる人たちが、日本の環境の中でどのようにアイデンティティーを確立しているのかを紹介したドキュメンタリー映画です。ドキュメンタリーの題材は、単一民族国家と言われる日本に住む多国籍なルーツを持つ人たちですが、海外で日本人としてのルーツと現地のアイデンティティーを両立している子供達を育てている人にも共感をあたえます。

ニューヨーク近郊での継承日本語学校のリスト

ニューヨーク近郊での日本語バイリンガル/継承語学校の情報をここ (https://japanese-schools-newyork.com/?page_id=127)でまとめています。就学年齢、連絡先、料金などもっと詳細が書いているリストが必要な方は、メール (tomonori_nagano@hotmail.comでご連絡ください。リストの情報が古かったり、新しい日本語教育施設などがあるようでしたら、サイトのしたのコメント欄に投稿していただければアップデートします。

国際交流基金の継承日本語ウェブサイト

全世界で日本文化、日本語教育の支援をしている国際交流基金 (The Japan Foundation)というところが、アメリカでの継承日本語教育の拡充のため、ウェブサイトを立ち上げました (https://keishonihongo.org/)。 まだ、内容的には、継承日本語教育のモデルとなる学校が紹介されていたり、ウェブサイト上の掲示板で情報交換ができたり程度のものですが、国際交流基金は、日本政府の方針が非常に強く影響される団体で、これまでは、海外での日本語教育支援では、日本語を第二言語として学ぶ人の支援だけを行なっており、継承日本語(日本語を家庭言語として学ぶ人)に関しては支援は全く行なっていませんでした。そういう点では、非常に意味深い変化だと思います。

継承日本語イベントカレンダー (NYC) 2023

継承日本語イベントカレンダー (NYC) 2023 日本語を継承語として話す子供向けのイベントをまとめました。何かお勧めなイベントがあれば、コメント欄で情報共有ください。適宜、リストに追加します。

ニューヨークの子供遊びスポット: Cupkins Play Cafe

Queens Baysideにある0歳~6歳向けのインドアプレイルームです。90分で$20。2歳の子供と行きましたが、1時間半では足りないくらい楽しめました。とてもきれいでおもちゃが大変充実しています。一番の目玉はロフトからボールプールに降りてこられる滑り台。そのロフトへはボルダリングの要領で登っていきますが、これは2歳以上じゃないと難しいと思います。0歳児向けのコーナーもあり、一応セクションが分かれていました。

日本の小学校への夏の体験入学 2023年 (その2: 初日)

2023年の夏に一時帰国し、日本の小学校での夏の体験入学をすることにしました。前回の手続き編の続きで、今回は日本到着から体験入学初日に関する体験記です。 日本に到着の翌日に、市役所に行き、一時体験入学の手続きをしてきました。滞在先は、比較的大きな市でしたので、おそらく以前にも体験入学の手続きをしていたことがあるようで、話をすると簡単に手続きをしてくれました。自治体ごとにかなり手続き方法は異なるようですが、自分がお願いした市では、体験入学の方法は二種類あるとのことでした。

日本の小学校への夏の体験入学 2023年 (その1: 手続き)

2020年にCOVID-19の為キャンセルしなければならなかった日本の小学校での夏の体験入学 (https://japanese-schools-newyork.com/?p=1822) を2023年の夏にする計画をしています。まだ手続きをしている状況なのですが、手続きで必要だったことなどを書いておこうと思います。 2020年の際の手続きと比べて感じたのは、全体的に手続きがスムースにいっていると感じます。いろいろ理由を考えたのですが、COVID-19の為に、多くの学校既存の手続きなどが大幅に改正されて、新しいことがしやすくなったというのがあると思います。日本の市役所や学校は、良くも悪くも前例にとらわれることが多く、前例がないことはしにくかったのですが、COVID-19の中で前例にとらわれない手続きのやり方などが確立されてきたのかと感じました。あと、もう一つの理由は、これは直接的な影響は少ないと思うのですが、「在外教育施設における教育の振興に関する法律」が2022年に施行され、同法の「基本的な方針」が2023年に発表されたのがあるのかもしれません。これらの新しい法律で、在外にいる日本邦人の子女の教育が国の責任として明示されたので、海外にいる子女の教育に関しても日本の子女と同様に教育への法律的な義務が明確にされました。ただ、同法の主な対象は、海外で一時的に日本の教育を受ける状況にある邦人子女で、夏の一時体験などは対象となっていないので、あるとしても間接的な影響だと思います。

北米の日本人学校補習授業校(日本語補習校)のリスト (2023年時点)

「在外教育施設における教育の振興に関する法律」が2022年に公布・施行され、日本政府が支援する日本人学校と補習授業校の在り方に大きな変化がありそうです。現時点では、具体的にどのような変化になるのかはわからないのですが、少なくとも注目度が上がっているのは確かで、これまでは、かなりバラバラになっていた日本人学校と補習授業校の系統だったリストなども公開されています。

あおぞらコミュニティー 幼児教育ディレクターの募集

あおぞらコミュニティー (https://www.aozoracommunity.org)で、2023年度からの幼児教育ディレクターの募集をされているそうです。 本日は、求人募集のお知らせです。現在あおぞらコミュニティーでは、幼児教育ディレクターを募集しています。以下の詳細を、ご興味のありそうなお知り合いに、ぜひシェアしてください。よろしくお願いします!! Position: Preschool Education Director Job Type: Full-time Experience: Teaching (young children): 8 years (Required) Language: Japanese fluently…

PBSのドキュメンタリーAsian Americansの無料公開

5月がAAPI Monthのためだと思うのですが、PBSが作ったドキュメンタリーのAsian Americansがオンラインで無料公開されています。 1時間の5つのエピソードがあり、アジア系アメリカ人の歴史について紹介されています。日系アメリカ人の歴史について深く書かれているのは、Episodes 2-3で、Episode 2では、第二次世界大戦中に日系人強制収容所に収容された日系アメリカ人たちが「アメリカの兵役に就くかどうか」、「日本の天皇には忠誠を誓わないか」などの質問をされ、その答えによって、家族がばらばらにされてしまった歴史などが紹介されています。Episode 3では、第二次世界大戦後に”Model Minority”とあだ名されて、アジア人は白人社会にとって脅威であるとメディアで報道されて迫害されるアジア人の歴史を紹介しています。 10歳になった自分の子供と見たのですが、学校でもある程度、アメリカの歴史を勉強しているので、いろいろ質問されました。たぶん、子供と見るのであれば、最初に自分だけで見て、わからないところなどは事前に調べておいた方がよいかもしれません。上記のサイトでは、教育用の解説資料やその他のリソースも見ることができるようです。 以下、それぞれのエピソードの解説です。 Episode 1 – Breaking Ground: In an era of exclusion…

このブログに投稿する”contributors”の方募集中

ブログを書き始めてもう7-8年になり下の子供も大きくなってしまったので、ちょっと学齢期前 (5-6歳まで)の子供向けの情報が集まりにくくなってきました。もし、ニューヨーク付近で学齢期前のお子さんがいて、このブログで情報発信/共有したいという方がいれば、ぜひご連絡ください。内容的には、継承日本語に役立ちそうな情報(イベントとか)、継承日本語を教える学校に関する情報、また、最近はあまり多くないのですが、継承日本語に関する研究論文などが発表されたら、その内容の紹介などをしています。 興味がある方は、tomonori_nagano@hotmail.comまでご連絡ください。

日系一世移民対象の研究参加者募集

カリフォルニア臨床心理大学院(アライアント国際大学)の博士学生に在籍されている谷澤香さんという方が、日系一世移民対象の研究を行っており、対象者を募集しているそうです。おそらく、継承日本語話者の保護者の方は対象になるのかと思います。詳しくは、以下の案内を参照ください。

ニューヨークの子供遊びスポット: Brooklyn Botanic Garden

桜のシーズンということで、子供の春休み (4月中旬)を利用して、Brooklyn Botanic Garden (https://www.bbg.org)に行ってきました。総合的には、Brooklyn Botanic Gardenの桜は種類的に開花が遅いのか、4月中旬ではあまり桜が咲いていなかったことと、多分、基本的なスタンスとして、小さい子供を連れてきて楽しむような感じの施設ではないなぁというのが感想です。

ニューヨークの子供遊びスポット: American Dream (NJ)

ちょっと遠出して、ニュージャージーのSecaucus付近にあるAmerican Dream (https://www.americandream.com)というところに行ってきました。American Dreamは、ニューヨークから車で30分程度の距離にある、巨大な総合アミューズメント施設です。全体的な感想としては、かなり遊べる施設で、一応公共交通機関もあるのですが、車がないと行きづらいです。子供の年齢的には、幼児向けではなく、子どもが6-7歳以上、特に10歳くらいの子供にはとても楽しい施設だと思います。 American Dreamは、主に、次のような施設で構成されています。 Nickelodeon UNIVERSE: Spongebobなどが有名な子ども向け番組のNickelodeonをテーマにした施設です。いろいろな乗り物があり、$80程度のパスを購入して乗り放題で遊べます。多分、シーズンによって料金は変わっているのだと思いますが、自分が見た限りでは一人あたり$80-100程度でした。 DreamWorks WaterPark: インドアにある巨大プールです。波があるプールや、大きな滑り台などがあります。こちらも、$80程度のパスを購入して遊べます。 Big Snow: インドアにあるスキー場です。通常のスキーやスノーボードだけでなく、小さい子供向けのそり遊び施設もあります。こちらも、$80程度のパスを購入して遊べます。スキー用品がない人は、追加料金でスキー用品をレンタルできます。また、The Rink (https://www.americandream.com/venue/the-rink)という屋内スケート場もあります。 Legoland: 屋内でレゴが多く遊べたり、レゴで作られた色々な作品を見れたりする施設です。3-8歳くらいの小さい子供向けの施設で、ニューヨークにあるテーマパークであるLegoland Park…

ニューヨークでの継承日本語教室/学校運営の課題と問題

Coalition of Community-based Heritage Language Schools (https://www.heritagelanguageschools.org/coalition)という会合で、 全米の継承日本語教室/学校全体でネットワークを作り、継承語教育に関する情報共有やリソースのシェアができないかという話に参加しました。まだまだ理想論で、実現は難しいなぁと感じたのですが、他方で、多くの継承日本語教室/学校が同様な問題や課題に直面しているというのは本当だと思いました。 そこで、かなり主観的な意見ですが、自分の知るニューヨーク近郊の継承日本語教室/学校に関して共有されているであろう問題や課題についてまとめてみました。

ニューヨーク近郊での桜祭りイベント (2023年)

コロナ禍もようやく一段落し、多くの対面イベントが再開されるようになってきました。コロナの前は、春になると、ニューヨーク近郊でさまざまな桜祭りが行われてきたのですが、2023年はどうなるのか気になったので、調べてみました。アメリカで一番有名なのは、Washinton D.C.の桜祭り (https://nationalcherryblossomfestival.org)に関しては、2023年は4月15日(土)-4月16日(日)に開催するとのことです。 以下、そのほかのニューヨーク近郊での桜祭りの2023年の情報です。まだ多くのところで2023年の日程が決まっていないようだったので、その際には前年の日程から大体の日程を示しています。 Brooklyn Waldorf School Spring Cherry Blossom Festival / ブルックリン虹のかけ橋日本語学校 春さくら祭り Date: 4月初旬? Time: TBA Place: Brooklyn…

NYC DOEによるバイリンガル児童のためのイベント (4/27/2023-4/29/2023)

NYCのDepartment of Education (DOE)が、2023年 4月27日 (木)から4月29日 (土)にかけて、ニューヨーク市の公立学校で学習するバイリンガル児童とその保護者のためのイベントを行うそうです。最初の2日はオンラインで、土曜日のイベントは、Intrepid Sea, Air and Space Museum (Pier 86, W 46th St, New York, NY…

備忘録 継承日本語の育児体験 (4-5歳)

2-3歳、3-4歳の備忘録に引き続き、今回は、4-5歳で継承日本語教育のためにやっていたことの記録を書いておこうと思います。今回は、それぞれの子供が4-5歳くらいの時(2017年-2018年と2020年-2021年)に、自分が継承日本語保持のためやってきたことを書き留めています。 子供の誕生日と学齢期 小さい時はあまり気にしませんでしたが、子供が何月に生まれたかによって、日本の学齢期(4月始まり)に沿っている日本語の週末学校と、アメリカの学齢期 (9月始まり)に沿っているアメリカの現地校の入学時期が変わります。ニューヨークの現地校の多くは、数え年(お正月を基準にした年齢)で入学年齢を決めるのですが、多くの日本語の週末学校は4月付けの満年齢 (誕生日を基準にした年齢)で入学を決定します。時には、アメリカと日本の学校でほぼ1年間違う学年に在籍するという可能性もあり、これは実際に学校に行き始める上で大事だと感じました。幸い、2人の子供とは、4月以降の春に生まれていたので、学歴の差が出るのは半年ほどなのですが、この現地校と週末学校の差は、今でもややこしいと感じます (例えば、今は上の子は現地校の4年生ですが、週末学校では3年生です。)。子供の誕生日と学校の始まる時期についてはこちらでまとめています。 オープンハウス 日本の学校歴に沿った継承日本語学校ですと、だいたい冬ぐらいから新入学者向けのオープンハウスが始まります。もし子供を週末学校に生かせるようであれば、いろんなオープンハウスに行って学校の様子などを調べてみる必要があります。大体どこのオープンハウスも流れとしては 最初に学校の代表の方が、学校の教育方針などを説明し、その後に質疑応答、そして実際に学校で勉強している様子を見させてもらえるというパターンが多いです。コロナ禍ので、多くの学校がオンラインによるオープンハウスやビデオ録画による学校紹介を作り出したので、学校へのオープンハウスはだいぶ行きやすくなったと感じます。最近は、あまりアップデートしていませんが、時折、継承日本語学校の方からオープンハウスの案内をいただくので、そちらここでシェアするようにしています。 UPKとアフタースクール こことここでも書いていますが、子供のUPKは、ちょっと家から離れたLong Island CityのYMCAにしました。最大の理由は、LIC YMCAで、日本語のアフタースクールを開校してもらえることになったからです。日本語を継承語として話す4-5歳の子供がいる家庭がAstoria/Long Island Cityで4-5家庭いたのですが、その家庭のグループがUPKをやっている学校などに日本語のアフタースクールをやってもらえないかと相談したところ、LIC YMCAから試しにやってみても良いと言う返事をいただきました。日本語のカリキュラムを紹介したり、先生を探したり、国際交流基金へのグラントに応募したりと、いろいろ手間もかかりましたが、UPKの後に毎日3-6時の日本語のアフタースクールがあったのは、子供の継承日本語を確保する上で非常に役立ったと思います。あと、YMCAは、他の学校に比べて比較的授業料なども安かったので、子供が週5日、UPK+日本語のアフタースクールに行き出してからは、自分の仕事の時間が確保できたり、これまで湯水のように子供の保育に使っていたお金が少なくなったりと、とてもありがたかったです。2017年の9月に上の子が入学する際に始まったLIC YMCAのアフタースクールは、下の子が4-5歳になった2020年も引き続き行われており、兄弟二人ともこのプログラムには大変お世話になりました。

海外の日本語教育の現状 2021年度日本語教育機関調査 (概要)

国際交流基金 (The Japan Foundation)が3年ごとにやっている全世界での日本語教育機関の調査アンケートの2021年の調査結果の概要が発表されています。コロナ禍の2021年で行われた調査であり、コロナの影響がどのようなものだったのかという事が注目されたアンケートでした。 1. The Japan Foundation (2022). 海外の日本語教育の現状 2021年度日本語教育機関調査より (Survey Report on Japanese-Language Education Abroad 2021). Tokyo, Japan:…

ニューヨークでの古本のマンガの購入 (Book Off)

子供が9歳と6歳になったのですが、それぞれお気に入りのマンガができて、マンガだと積極的に日本語を読むようになりました。これまでは、紀伊國屋さんとかで新品のものを買っていたのですが、そうすると一冊$10くらいして、結構、出費が高くなるのでニューヨークのBook Offさんとかに行ってみたのですが、日本語のマンガは店舗には置いてなく、オンラインで販売しているとの事でした。 で、試しにBook Offのウェブサイト(https://shop.bookoffusa.com/collections/manga-complete)を見てみたら、素晴らしい量のマンガの中古本がオンラインで販売されていました。シリーズで完結したものなど、25-30冊くらいでも$100くらいとかなりお買い得で、アメリカだとどこでも郵送してくれるそうです。 とりあえず、上の子には「鋼の錬金術師」、下の子には「ハイキュー!」を購入しました。

「在外教育施設における教育の振興に関する法律」の公布・施行 (2022年6月27日)

2022年6月27日に、「在外教育施設における教育の振興に関する法律」が公布・施行されました。これにより、日本人学校、補習授業校、私立在外教育施設の日本政府の方針が大きく変わることになりました。大きな変更点は、これまでは日本人学校と補習授業校の運営に関しては、外務省及び文部科学省が主に所管をしていたのですが、今後は、総務省や経済産業省、国際交流基金、自治体国際化協会 (CLEAR)、日本貿易振興機構 (JETRO)、海外子女教育振興財団 (JOES)なども運営に積極的に参加するようになるそうです。 「在外教育施設における教育の振興に関する法律」の詳しい内容は、以下のページにあります。 2023年2月4日付の週刊NY生活誌にも詳しい変更の解説が書かれていました。 https://nyseikatsu.com/editions/899/899.pdf

ニューヨークでの子供向けのお正月イベント (2023年)

COVID-19のために2020-2022年の間は行われていなかった対面でのお正月イベントですが、2023年はいくつかの場所で再開がされるようです。何か他の情報があれば、コメント欄で教えていただければ幸いです。 Mitsuwa NJ: Oshogatsu, New Year’s Special Event and New Year Lucky Bag Date: Sunday, January 1, 2023 (10:00am-) &…

NYCのGifted & Talented (G&T)プログラムについて

日本語の継承語教育とはあまり関係ないのですが、知り合いの方から、GTプログラムについて何か書いて下さいと言われたので、自分の経験を書いてみようと思います。ニューヨーク市でGTプログラムを考えている方の参考になれば幸いです。 あくまで個人の経験に基づく、個人的な意見なので、全てのGTプログラムがこんな感じだとは思いませんが、ある程度は正しい評価と思います。何か質問などがあれば一番下のコメント欄で質問ください。 GTには複数の種類がある GTは、学校の一部のクラスがGTのものと、学校全体がGTのものの二種類があります。学校の一部がGTの場合ですが、以下にある事情のために最近は広く広報活動などをしているところは少ないように感じます。学校の一部にGTがある学校のリストはここで見られます。学校全体がGT (city-wide GT)なのは、以下の5校です。この5校は、学校全体がGTなので、GTの入学方法などの情報はこちらからの方が入手しやすいかと思います。 Brooklyn School of Inquiry (BSI) (https://brooklynschoolofinquiry.org/) Talented and Gifted School for Young Scholars (TAG)…