ニューヨークの子供遊びスポット: Socrates Sculpture Park

子供をつれて遊びに行ける場所のリビューで、また地元Astoriaの公園の紹介です。Socrates Sculpture Parkという公園で、その名の通り、よく大型の彫刻作品が展示されている公園です。もともと、工業廃棄物が不法投棄されていた場所をコンクリで固めて土をのし上げて公園にしたところで、それほど広くはないですが、逆に小さい子供だと座っていてもだいたいどこにいるのかがわかるので、結構勝手に遊ばせてあげられる公園です。遊戯道具などはないので、ボールや簡単な遊び道具は必要かもしれません。 このSculpture Parkですが、AstoriaやLong Island Cityが、いわゆるyoung professionalsの人たちが流入してきて、昔の移民の人がどんどん追いやられているgentrificationの象徴的な場所でもあります。Socrates Sculpture Parkという名前は、もともとAstoriaがギリシャ人移民が多かったのでつけたそうですが、公園の中にはソクラテスの彫刻などは一切なく、どちらかというと前衛的なアートが多かったです。公園の中にも、昔からAsotriaにいたギリシャ系の移民の人たちや中東系移民の人たちが全然見当たらず、自分が行った際には、若い大学生程度と思われるグループと、小さい子供がいる(結構裕福そうな)家族が多くいました。公園の周りには新しく建てられたアパートが多くあり、広告には2 bedroomで$2800からとありました。昼ご飯を近くのカフェで食べたのですが、小さいサンドウィッチで$12.50とのことで、マンハッタン価格です。すぐ隣には、Noguchi Museumがあり、アートの展示が多くされています。 公園自体は楽しく、良いところだったのですが、自分なんかは、マンハッタンよりも安価で家庭的なAstoriaという意識が強いので、「あー、こういうところが増えるのかなー」と不安になってしまいました。 ——————————– Name: Socrates Sculpture Park ——————————– Address: … More

2019年ブルックリン日本語学園 (BJAFA/BNG) 運動会

毎年非常に多くの子女が集まって開催されているBJAFA/BNGの運動会の申し込みが始まっているそうです。運動会は、今年は5月5日(日)のこどもの日に行われるそうです。毎年、申し込みが締め切り前に定員に達するそうですので、興味がある方は早めに登録した方が良さそうです。 —————————— BJAFA/BNG Undokai (Sports Day) —————————— Date: Sunday, May 5, 2019 Time: 9:30am – 12:00pm (0-3 years old) & … More

Queens児パング 2019年冬学期、春学期の募集

Forest Hillsで幼児向けにインフォーマルケアを行なっているQueens児パングの2019年春学期の募集要項です。詳細は、ウェブサイト https://queensjipang.wixsite.com/queensjipangを参照ください。 ———————– Queens児パング親子クラス 2019年春学期 ———————– 4月からの親子クラスのご案内です。 引き続き、佐藤麻紀先生に来て頂きます。 2歳から4歳まで異年齢保育で、子どもたちが年齢の枠を越えて共に学び合い、成長していきます。 子供達の社会性や協調性、思いやりの気持ちなどが育まれるのを、ほっこりした気持ちで親は見守ります ー前期ー 全6回 $132 4/4, 4/11, 4/18, (4/25 spring breakの為、休み), … More

継承語話者向けの学習塾の台頭

最近、継承語話者の子供を持つ人に日本語のために何かしていますかという質問をしたところ、よく「塾に通っています」という答えが返ってくるようになりました。ニューヨークでは、昔から日本に帰国予定の子女のために塾がよくあったのですが、あくまで目標は、日本に帰国した際の中学、高校、大学入試のためで、継承語保持のためのカリキュラムは少ないイメージがあったので、ちょっと驚いています。 他方、昔から塾は少人数制で(中にはオンラインで個人授業というのもある)、カリキュラムにそれほど縛りがなく、ここの能力によって指導方法がフレキシブルに変えられるので、継承語教育に関してはとても向いているとは感じていました。ただ単に、塾の先生方が、入試指導の知識が多く継承語教育に理解がなく、継承語話者が塾に行くと「できない子」という感じになってしまうことがあるので、継承語話者の子女が少なかったのだと思います。今、継承語話者が塾に行き始めているのは、おそらく塾の先生方でも継承語話者に関する認識が増えてきて、入試以外の目標での塾の利用が可能になったのではないかと思います。 簡単に調べてみたところ、ニューヨーク近郊では以下のような塾が運営されているようです。ウェブサイトでは、依然として、帰国後の入試対策というメッセージがよく見えますが、一部の塾では、「永住組向け」というような、継承語話者の子女のためのカリキュラムもあるようなことが書いてありました。 SAPIX USA (http://sapix.nyc) ena国際部 (http://ena-kikoku.com) Z会/栄光ゼミナール (http://ze-edu.com) Mirai109 (http://www.miray109.com) 海外子女教育振興財団 (https://www.joes.or.jp/kojin/tsushin) 「永住組向け」という感じの記載がある塾に資料請求をして、またもう少し詳しく内容を見てみようと思います(料金などはどこのウェブサイトでも書いていませんでした)。

ブルックリン虹のかけ橋日本語学校7周年記念 春さくら祭り

ブルックリン虹のかけ橋日本語学校で、4月7日(日)に春さくら祭りを執り行うそうです。 ———————————— Brooklyn Waldorf School Spring Cherry Blossom Festival ブルックリン虹のかけ橋日本語学校7周年記念 春さくら祭り ———————————— Date: Sunday, April 7, 2019 Time: 11:00am – … More

ニューヨークのクイーンズ区での日本語教育の需要

クイーンズのForest Hillsで日本語プレイグループを行なっている「Queens児ぱんぐ?」(https://queensjipang.wixsite.com/queensjipang)というところが、2019年の2-3月にかけてオンラインでのクイーンズ近郊での日本語教育需要調査(https://www.surveymonkey.com/r/V3JQHJX)を行いました。以前から、クイーンズは日本人家庭が多い割には日本語による教育機関が少ないと感じていたのですが、調査の結果を見ると、やはり需要度は高いようです。 回答数は134件で、いただいたデータを見た感じでの主な概要は以下の通りです。 回答者の住居は、Forest Hills or Rego Park (41%), Sunnyside or Woodside (15%), Astoria (13%), Long Island City (12%)とのことで、だいたい、Asian American … More

北米の日系アメリカ人の歴史

北米の日系アメリカ人の歴史についてのとても面白い本とウェブサイトを見つけたので、その紹介です。 継承日本語話者は、いわゆる1.5世か2世の日系アメリカ人になるのですが、最近、継承語話者の人と話していて感じたのは、言語や文化に関しては知識がある継承語話者の人でも、歴史のことを聞くと、ある程度の日本の歴史と、西欧主観的なアメリカの歴史の知識があるものの、どちらも自分の歴史ではないという思いがある人が多いと感じました。いわゆる日系アメリカ人の歴史というのは、アメリカの学校ではあまり触れられず、また、1世である継承後話者の保護者の間でも知られていないので、継承日本語話者に伝承されていかないのだと思います。 日本人はアジアの中でも比較的早くからアメリカに移住を始めた民族の一つです。1860年代にアメリカ西部と東部をつなぐTranscontinental Railroadの労働者として移住を始めた中国人とともに、日本人も国内の景気の悪化のため、アメリカでの経済的成功を求めて労働者として移住を始めました。ですので、おおよそ日系アメリカ人はアメリカでは160年の歴史があるわけで、一番最初に訪問した日系移民の子女は今では4世や5世、あるいはそれ以上の世代を経ているわけですが、常に日系移民が続いていたわけでなく、北米の日系アメリカ人の歴史では大きく二つの分断期がありました。一つは、19世紀末からアメリカでのアジア人差別「黄禍論」が広まった際に、日本政府とアメリカ政府の間で結ばれた日米紳士協定(1907)による日本政府の自主的アメリカ移民制限、もう一つは、第二次世界大戦の日米開戦(1941)です。 今回紹介しようと思ったのは、その分断期について書かれた資料で、一つは、Daniel Inouye氏による以下の本で、日本の最初の移民から、第二次世界大戦の日米開戦(1941)まで(いわゆる最初の分断期)について書かれています。 Inouye, Daniel H. (2018). Distant Islands: The Japanese American Community in New York City, … More

PS147 Japaense Dual Language Program オープンハウス (2019-2020入学者向け)

日本語のDual Language ProgramがあるPS147の2019年度入学のためのオープンハウスがFriday, March 8, 2019に開催されるそうです。PS147では、今年からPre-KもJapaense Dual Language Programの一部として日本語による教育が行われ、最高学年も2019-2020年時点で4年生までJapanese Dual Languageのクラスがあるそうです。興味がある方は、ぜひオープンハウスに参加ください。 ————————————————- 来年度9月よりPS147校では、NYで唯一のプリK学年の日本語バイリンガルプログラムが開講されます! PS147 will be the home of the … More

週刊NY生活 School Life 特集 2019-2020

週刊NY生活誌が毎年やっている「School Life特集」が今週号の紙面に載っています。 https://www.nyseikatsu.com/editions/715/715.pdf 週刊NY生活誌のSchool Life特集で紹介されている学校は以下の通りです。 NJこぐま幼稚園 Z会、栄光ラーニングセンター あすなろ国際学園IAAS/グリニッチ国際学園 ヴィーテックスエジュケーションズ キッズ国際学園 こどものくに幼稚園 スターチャイルドデイケア ニュージャージー日本人学校 ニュージャージー補習授業校 ニューヨーク市立PS147 JDLP ニューヨーク日本人学校 ニューヨーク育英学園 ニューヨーク補習授業校 プリンストン日本語学校 … More